「きみのお金は誰のため」を紹介します!
次の方を対象にしています。
- 書籍「きみのお金は誰のため」の内容が知りたい
- お金の本質が知りたい
- 小説を読む感覚でお金を学びたい
書籍「きみのお金は誰のため」を紹介します。お金がどういったものなのか。お金は何のためにあるのか、誰のためになるのかを学べる一冊です。
所得、投資、貯金だけじゃない、
人生も社会も豊かにするお金の授業、開講!現代の「お金の不安や疑問」を物語で楽しく解説!
・日本は借金まみれでつぶれるの?
・少子化でもやっていける方法って?
・物価が上がるのと下がるの、結局どっちがいい?
・どうして格差が広がるの?
・貯金をしても老後資金の問題は解決できない
・貿易赤字が「本当にヤバい」理由は?「お金の本質」がわかると、
人生の選択肢が増える! お金の不安がなくなる!「え、そうなの?」が「そうだったのか!」に!
6つの謎で世界の見え方が変わる!
・お金の謎1:お金自体には価値がない
・お金の謎2:お金で解決できる問題はない
・お金の謎3:みんなでお金を貯めても意味がない
・格差の謎:退治する悪党は存在しない
・社会の謎:未来には贈与しかできない
・最後の謎:僕たちはひとりじゃない◆本書のあらすじ◆
Amazonより引用
ある大雨の日、中学2 年生の優斗は、
ひょんなことで知り合った投資銀行勤務の七海とともに、
謎めいた屋敷へと入っていく。
そこにはボスと呼ばれる大富豪が住んでおり、
「この建物の本当の価値がわかる人に屋敷をわたす」と告げられる。
その日からボスによる「お金の正体」と「社会のしくみ」についての講義が始まる 。
「きみのお金は誰のため」を紹介します。
参考:きみのお金は誰のため
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きみのお金は誰のため【要約】|小説の感想、まとめ
小説仕立てになってる書籍です。中学校2年生の佐久間優斗の物語です。
投資銀行勤務の七海とともに、謎めいた屋敷に住んでいるボスの家に行くところから物語がはじまります。ボスは関西弁でアレコレお金のことを教えてくれます。ボスと話すうちに勇斗が納得したり、疑問がでてきたりして考え方が変わっていく物語です。
読者視点では、話が面白いので、サクサクと読み進められます。また、納得する話が多く、お金についても学べるのが良さです。
気になった話をいくつかピックアップし、私なりにまとめて伝えます。(本書にはない独自の視点も含まれています)
きみのお金は誰のため。まとめ1:なぜお金が必要になったか?
私たちの生活でお金はかかせないものになりました。では、なぜお金が必要になったのでしょうか。
昔は物々交換が主流でした。しかし欠点がありました。生魚と藁(わら)を交換しようとしたら、それが同じぐらいの価値である必要がありました。さらに藁を持っている人が遠くに住んでいたとしたらどうでしょうか。生魚は運んでいる間に腐ってしまいます。
なので、欲しい人がいたらその場で交換できる「何か」が必要でした。それが後に「お金」になります。
昔は米がその代わりでした。年貢もお米で支払っていました。それが時代を経て「紙幣」に変わったのです。私たちが普段使っている1000円札や1万円札です。
紙幣ができたからといって国民は紙幣を渡されても、それに価値があるかわかりません。なので紙幣をいつでも「金」と交換できるようにしました。いつの時代も金は価値のあるものと見做されています。
そして1873年の地租改正で税金(年貢)を米ではなく紙幣にすることにしました。これにより民は紙幣が必要になりました。紙幣がないと税金が払えないからです。このような流れがあり、ただの紙切れだった紙幣が一般的に使われるようになったのです。
国がお金は価値のあるものと認めているのに加えて、時代を経て国民も価値があると信じているからお金には価値があるのです。
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きみのお金は誰のため。まとめ2:お金は移動しているだけ
普段生活していると、お金の増減を気にしますよね。使い過ぎたらなくなるし、なくなったら生活できません。
でも全体で見ればお金は増えても、減ってもいないのです。ただ移動しているだけなのです。
たとえば日本が1億円のお金を作ったとします。1億円を使って道路を作りました。道路を作るために5000万円の材料を仕入れ、工事現場の人の給料に5000万円のお金が支払われました。そして1年後道路は完成しました。
それぞれ手元にあるお金は、日本が0円、材料を提供した人に5000万円、工事現場の人に5000万円です。合計1億円で総量は変わっていません。
量は変わっていないのでお金は移動しただけです。これにより格差が生まれるようにもなっています。
お金の総量は変わらないので、人気がある人にお金が集まっているのです。
地元の本屋とAmazonどちらで本を買うか見てみます。地元の本屋で10人が買い、残りの90人はAmazonで買いました。この状況が続くとAmazonにばかりお金が集まります。みんながお金を使う場所と、使わない場所により格差が生まれるのです。
きみのお金は誰のため。まとめ3:インフレの罠
2000年代にジンバブエがハイパーインフレになりました。お金の価値が下がって、モノの値段が上がることです。
お金をどんどん発行したために100兆ジンバブエドルという紙幣まで登場しました。100兆ジンバブエドルを持っていても物が買えない状況になっていたのです。これはどういうことでしょうか。
毎日パンを100個、100円で販売しているパン屋がありました。街に食べ物屋はここにしかないため、みんな買いに来ていました。
ある日パン屋は毎日50個しか作れないとなり、欲しい人が集中したので値段をあげました。日に日に値段があがり、パン1個 1万円という価格に。
こんなに高いのではパンは買えない、という人が続出し、困った政府はお金を配ることにしました。
全員に1万円配るから、これでパンを買ってくれ!と言ったのです。しかし問題は続きます。50個のパンを買うために100人の列ができていました。
もちろんパンの数は変わらないので、買う人を絞るためにパンをさらに値上げして1個 10万円としたのです。
負けじと政府もお金を配ります。街にお金は溢れ、パンの値段があがり続ける事態に発展しました。
解決すべきはお金を配ることではなく、パンをもっと作れるようにすることだったのです。それに気づかず、このような対応をしたことで悪循環が生まれました。
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きみのお金は誰のため。まとめ4:働くのはお金を稼ぐことではない
最後に一番大事な話です。お金を稼ぐために働いている人も少なくありません。ですが、それではお金の奴隷です。
本来は「誰かの役に立つために働く」のです。みんなで豊かになるだけでいいのに、なぜかお金の魔力に引き寄せられ、お金ばかりを考えるようになってしまうのです。
お金自体に価値はありません。無人島にお金を持っていても役に立ちません。人の役に立つことで、私たちは生活できています。
お金は必要な人に、必要なものをあげるための仕組みでしかないのです。お金を通して人から人へ物を贈与していると言えます。
このようにお金に関する本質的な話が詰まった一冊です。実際は小説になっていますので誰でも楽しく読めます!
参考:きみのお金は誰のため
最後に本をお得に読む方法を2つ紹介します。
Amazon Audible(本の聴き放題サービス)
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