「今日、誰のために生きる？」を紹介します！
次の方を対象にしています。
- 書籍「今日、誰のために生きる？」の内容が知りたい
- 心温まるストーリーが知りたい
- 自分を大切にしたい。他人を大切にしたい
書籍「今日、誰のために生きる？」を紹介します。アフリカでの体験をもとに得た気づきを書き記した一冊です。今の日本人に足りないものが詰まっています。
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魂が揺さぶられ、生きる喜びを分かち合いたくなる感動の実話！アフリカにある、しあわせがずっと続く村、ブンジュ村。
約200人が住む小さな村です。
アフリカのペンキアート「ティンガティンガ」を学びに行ったSHOGEN（ショーゲン）さんが、
この村と出会い、村人と共に生活し、生きる喜びを知っていく物語。この物語は、遠いアフリカの話ではありません。
なぜなら、この村の人々が、生きる喜びに満ち、
幸せに包まれて生活ができているのは…………、
「日本人から学んだ感性」を持っているから！「人間は自然から生まれてきた。だから、圧倒的な自然に包まれた時、人は人をゆるせるんだよ」
「子どもの前で失敗を隠すのはやめてね。失敗する大人を見るから、子どもは安心して未来を描けるのよ」
「年を重ねれば重ねるほど、完璧になっていくんじゃない。人間らしくなっていくんだよ」
Amazonより引用
「仕事の辞め方」を紹介します。
参考：今日、誰のために生きる？
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今日、誰のために生きる？【要約】｜書籍の目次
- １ずっと幸せであり続ける奇跡の村（ようこそ、ブンジュ村に！；その絵を見た翌日、僕は会社に退職届を出した；２００人の小さな村、ブンジュ村との出会い；ブンジュ村に伝わる「幸せの３か条」；世界一美しい仲直り ほか）
- ２幸せがずっと続く６つの秘訣―シックス・センス
- 日はまた昇る
- 小さな幸せが、一番大きな幸せだと気づくことから始める
- 自分の本音を大切にする
- 無駄を大切にする（効率を求めない・今ここを楽しむ）
- ダメな自分を「かわいい」とゆるす（完璧であろうとしない）
- 一番身近な大自然、体の感覚を取り戻す（五感を磨く）
- 歓喜する！
私なりに本書を読んで感じたことをまとめて書きたいと思います。
今日、誰のために生きる？【要約】｜ずっと幸せであり続ける奇跡の村。まとめ
SHOGEN（ショーゲン）さんは「ティンガティンガ」と出会い魅了されます。
「ティンガティンガ」は、1960年代にタンザニアのダルエスサラームで生まれたポップアートの手法です。アフリカの動物や植物、自然を描いた作品が特徴で、6色のエナメルペンキ（黒・白・赤・青・黄色・緑色）を使い、下書きなしで自分を信じて描き切るという描き方です。
SHOGENさんは会社をやめて「ティンガティンガ」を描くためにアフリカに行きます。200人の小さな「ブンジュ村」で暮らすことになります。
そこには日本とは違うカルチャーがあり、SHOGENさんは暮らすうちに絵以外でも色んな気付きを得ます。
ブンジュ村には「幸せの３ヶ条」があります。それは次の3つです。
- ご飯を食べることに幸せを感じられるか
- ただいまと言ったら、おかえりと言ってくれる人がいるか
- 抱きしめられたら、温かいと感じる心があるか
どれも大事なことですが、日本で暮らしていると忘れていることに気付かされました。
ご飯を食べることに幸せを感じられるか
ご飯を食べているとき、ご飯に集中しているでしょうか。テレビやスマホを見ていることもあるのではないでしょうか。
ご飯を噛みしめて、体がどのように動いているか、ご飯の味をどう感じているか、理解しながら食べているでしょうか。食べることがただの作業になってはいないでしょうか。
作業では「自分がそこにいない」ようなものです。この本の中でのキーポイントは「自分を大切にしているか」と「今ここを生きているか」だと感じました。
もし、いつもの作業としてご飯を食べているなら「自分はここにいない」かもしれません。あれこれ考えながら物事をすると思考がどこか遠くに行ってしまいます。今、行っている行為を楽しむことが大事だといいます。
体はその場にあり、ご飯を食べる行為をしているのに、自分の思考はどっかに行ってしまっているのです。心と体がバラバラの状態です。
人間は1日に何万もの考えごとをしているそうです。常に考えていたら疲れてしまいますよね。今ご飯を食べているなら、その味や、自分には歯があり食べられていることに感謝して、幸せを感じてみましょう。
ご飯を食べるのが当たり前になりすぎて、その幸せに気づかなくなっている可能性があります。もしあなたの願いが1つ叶うとして、それはテレビに出ることや、億万長者になることでもいいです。それが叶う代わりにご飯が食べれなくなるのだったら、どっちを選びますか？
私はご飯を食べれる方を選ぶと思います。当たり前の幸せは、このように考えなければ気付けないものです。だから今後はご飯を食べることに集中して、その幸せを噛み締めようと思いました。
ただいまと言ったら、おかえりと言ってくれる人がいるか
ブンジュ村では、血が繋がっているかどうかに関係なく、周りのみんなが家族のように振る舞ってくれます。
5歳になったら家族以外に相談できる大人を自分で1人決めるそうです。でも実際はその人に相談しなくても村のみんなが相談に乗ってくれます。
どんな人でも何でも共有して分かちあうから、家族みたいな関係を気づけるんです。
抱きしめられたら温かいと感じる心があるか
人と話すときは、その人を抱きしめるように話すのだと言います。誰かと話しているとき、相手のことを抱きしめるつもりで話していますか？
日本だと空気を読む文化がありますが、気持ちは言葉にしないと伝わりません。わたしたちは空気を読んで伝わっている気になっているだけかもしれません。
自分の思いは丁寧に伝えて、相手の気持ちもちゃんと聞く。当たり前のようで、わたしも出来ないことがあります。
そして大事なのは自分と相手の気持ちです。会話の中では「どう思うか？」「どう感じたか？」が中心です。だから、ちゃんと伝えるのです。
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今日、誰のために生きる？【要約】｜幸せがずっと続く６つの秘訣。まとめ
秘訣を私なりに解釈した内容で伝えます。
小さな幸せが、一番大きな幸せだと気づくことから始める
先ほどのご飯の話と同じです。日常で行っている、風呂に入れる、ご飯が食べれる、洗濯したキレイな服が着れる、友達と遊べる、家族と会話できる、どれもが特別なことです。
その幸せに気づくと人生が色づきます。当たり前すぎて忘れてしまうからこそ、忘れたくありませんね。
自分の本音を大切にする
我慢する必要はないです。自分の心に従ってください。やりたくないことはしなくていいし、やりたいことはすればいい。
自分を大事にすることで、やっと相手に目が行くようになります。自分を大事にできないのに、相手は大事にできないのです。
自分を満たすのが先で、満たされると余裕ができて、他の人の話を聞いたり、手伝ってあげたりできるようになるのです。
無駄を大切にする（効率を求めない・今ここを楽しむ）
ぜひ無駄を楽しんでください。もし効率よく生きたいのであれば、生まれた瞬間に死ぬのが効率がいいと書かれていました。
人はいかに無駄な時間を楽しむかが人生のテーマなのだそうです。そうすることで心にも余裕が生まれます。
今日やらなくても明日もあるし、明後日もあります。もっというと10年後だって、来世だってあるのです。時間は誰にもたっぷりあるのだと言います。
ダメな自分を「かわいい」とゆるす（完璧であろうとしない）
誰でも失敗はします。そんなときは「人間らしいね、かわいいね」と思いましょう。人間らしさって大事なんです。
ブンジュ村では失敗は隠さないと言いいます。失敗したら「かわいいね」といえばいいのです。子どもはそれを見て、失敗してもいいんだ、と学んでいきます。
人は年月とともに完璧になるのではないのです。人間らしくなっていけばいいんです。不完全だから愛せるのです。
一番身近な大自然、体の感覚を取り戻す（五感を磨く）
「今ここ」を生きるために、体に目を向けてみてください。ご飯を食べるときは口や歯はどう動いているか、どんな味か。体を洗っているとき、体はどんな反応をしているか、シャワーは温かいか。それだけで心は満たされます。
行為を楽しめるようになったら、幸せが溢れてきて、人生は変わります。
歓喜する！
歓喜していますか？歓喜は必要です。楽しいことがあれば思いっきり喜べばいいんです。
自分を変に装ったりする必要はありません。「自分らしく生きていく覚悟」を決めてください。
人間の役割で他の動物とは違うのは「愛すること」「祝福すること」です。わたしたちはそれができます。
思いっきり愛して、祝福して、歓喜していいのです。そのことを忘れないでください。自分は自分らしく、心の動く方へ。
今日、誰のために生きる？【要約】｜感想
全体を通して、素晴らしい内容の本でした。わたしが忘れていた心を取り戻してくれるような一冊に出会ったと思いました。
ご飯は何も考えずに食べていたし、家族の会話をたまに流してしまった自分が恥ずかしくなりました。
わたしたちは幸せに生きれているし、自分も家族も周りの人も大切にしよう！と強く思える本でした。
仕事をしていると忙しかったり、余裕がなかったりするので、そんなときに読み返したいです。
心をなくしたとき、作業のような日々が続いていた時におすすめです。
参考：今日、誰のために生きる？
最後に本をお得に読む方法を2つ紹介します。
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