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【書評】変な絵 (雨穴)|本の紹介・あらすじ・感想・レビュー

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  • 書籍「変な絵」の感想・書評が知りたい


「変な家」で大注目の雨穴さんの最新作「変な絵」です。


ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」!

タイトルは『変な絵』。
見れば見るほど、何かがおかしい? とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。
いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!?
その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる!
今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄のスケッチ・ミステリー!

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変な絵」を紹介します。


参考:変な絵


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変な絵|著者:雨穴

雨穴(うけつ)は、日本のウェブライター・ホラー作家・YouTuberである。2018年からオモコロで活動しており、オカルト系の作風が特徴。


wikipediaより

変な絵|あらすじ

ミステリーであることから、あらすじはネタバレになるため、あまり話すことができない。


それを踏まえた上で触りだけ話す。


オカルトサークルに入っている栗原が気になるブログを見つける。その存在を知った同じオカルトサークルの佐々木修平がブログを見るところから物語ははじまる。


ブログのタイトルは「七篠(ななしの)レン 心の日記」。2008年からブログはじまっていて、内容は個人の日記である。ブログは2012年まで続いていた。


ブログを読む限りどうやら七篠レンの妻は妊娠して、順風満帆な日常を送っていた。しかし、出産のときに亡くなっていた。そこから更新があまりなく2012年が最後の投稿になっている。


ブログには七篠レンの妻が妊娠中に書いた絵が5枚載っていた。最後のブログに、この絵に何か秘密が隠されていることを知る。


そこから、この絵の秘密を探り始める。絵にどのような秘密があるのか。


調べていくと七篠レンを取り囲むまわりの人間関係が明らかになっていく。どのような秘密が隠されていたのか、そしてなぜ七篠レンの妻は死んでしまったのか。


5枚の絵の謎について、次の26分の動画で内容が見れます。しかし、動画は一部であり、すべての謎は書籍で明らかになります。






ここから先は本書でお楽しみください。

変な絵|書評・感想

読者も一緒に謎解きを楽しめる構成になっているため、先が気になり読み進めてしまう。また謎解きの過程が秀逸で、一度で答えにたどり着かず何度も間違える。


たとえば絵に謎が隠されているなら、反対にしたり、回転させてみたりすると思う。本に登場する人たちも同じように試行錯誤しながら謎に挑んでいるため、読者の気持ちに近い感覚で執筆したことが分かる。


また読めば読むほど謎が増えていくが、最終的にすべての伏線を回収しているところが見事。ミステリーや謎解きが好きな人におすすめできる一冊。

参考:変な絵


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  • この記事を書いた人

おやすみドリー

ビジネス書籍を中心に年間100冊以上の本を読む | Audible(オーディオブック)、kindle(電子書籍)の読書方法を紹介 | 世の中の素晴らしい本をたくさんの人に届ける | ビジネス書・マーケティング・自己啓発・小説・漫画を幅広くインプット | ビジネス思考・読書方法・文章の書き方も発信中

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