次の方を対象にしています!
- 本を読んでも身にならない
- 本の内容を忘れてしまう
- 本を読むのが遅い、読む時間がない
速読ではなく、効率よく本を読み、忘れないようにする方法。
書籍「本の読み方」で人生思い通りになる読書革命 の要約。
3つの方法で読書すると、内容も忘れず、深く理解できます。
ポイント
- 1冊を違う方法で4回読む
- 20%読むことで全体の80%を理解する
- 内容を誰かに伝える(アウトプットする)
著者の金川顕教さんは、この方法で1冊あたり30分の時間で読んでいるそうです。
方法をお伝えする前に読書に対する考えを伝えます!
最初に、読書は何のためにしているのでしょうか?
読書は、知恵を得るためではなく、思考を磨くためにします!
思考が鍛えると、社会でも通用する力になります。
何事も深く考えることができ、咄嗟の質問にも自分なりの答えを見出せます。
インプット→自分の考え→アウトプットを身につけると本を速く読める、且つ、思考も深くなります。
この方法をお伝えします!
ブログや本を読むのが面倒な方は、聞き流せるAudibleがオススメ!
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読書革命 要約 1. インプット方法
まず本選びです。自分の興味ある分野で良いので、同じジャンルの本を4冊買いましょう!
ジャンルを変わると情報が散らばってしまうので、同じジャンルにしましょう。
例えば「片付け」のテーマを決めたら、「片付け」で4冊買います。
同じジャンルを4冊読むことで、本質がわかってきます。どの本にも「片付けの基本は、モノの位置を決めるところから」と書いてあれば信憑性が高くなります。
4冊中、1冊しか書いてないことは著者の偏った意見かもしれない。と疑うこともできます。
さらに、4回学習するため、内容を忘れにくいです。
人は時間が経つにつれて覚えたことを忘れていきます。(エビングハウスの忘却曲線)
忘れないためには、間隔を開けて複数回学習するのが良いとされています。
次に本の読み方(インプット方法)をご紹介します。
1冊を4ステップで読む
本は、次の4ステップで読み進めます。
本は全部を読む必要はありません。自分が気になる部分を20%理解するようにしてみましょう!
- 予測読み
- 断捨離読み
- 記者読み
- 要約読み
予測読み
本を開く前に、タイトルやカバーから本の内容を予測します。
予測は、実際の内容と違っても問題ありません。
少ない情報から仮設を立てて問題解決する力が養われます。
多角的に考えられると良いです。
断捨離読み
パラパラとページをめくり、気になる部分をマークしていきます。
真剣に読む必要はありません。気になる箇所にアタリをつけるだけで大丈夫です。
特に「はじめに」「おわりに」の部分に作者の言いたいことが書かれている場合が多いです。
「何を読むか」ではなく、「何を読まないか」を重視します。
気にならない箇所はスキップして読み飛ばしましょう!
記者読み
本と対話する大事な部分です。
断捨離読みでマークした箇所を熟読します。
ポイントは、質問と疑問を本にぶつけることです。
2W1Hの観点を持つ良いです。(What、Why、How)
疑問は自分で検証します。
- 【疑問】なぜ本の20%しか理解しなくて良いのだろう?
- 【調査】パレートの法則という考え方がある。例えば成果は業務時間の20%で生み出されている。など
- 【仮設】本にも同じことが言える?
- 【自分の結論】20%本の内容を理解すれば、80%読んだことになる
のように深堀りしていきます。
理解が深まり、自分の考えもまとまります。
要約読み
アウトプットを意識して全体像をつかみます。
本と対話した内容を3〜5個にしぼります。
この本を読んで「自分が何を感じ、何を伝えたいのか」という視点でまとめます。(自分の言葉で話せるようにするため、自分が主体です)
本の感想が他の人と違っても気にする必要はありません。
自分の考えを自分の言葉にすることが大切です。
ここまでできると本の内容を自分の言葉で話せる準備が整います。
物事を噛み砕いて自分ごととして捉えることができます。(社会でも役に立つ力です)
作者はここまでを30分で行うようです。
読書革命 要約 2. アウトプット方法
次にアウトプット方法。
本を読んだあとから本当の読書です。
ラーニングピラミッドというのがあります。記憶(学習)の定着率を表すものです。
学んだことを人に教えるのが記憶を定着させる近道のようです。
人に教えるために10分で本の内容を話す練習をしてください。著者はYOUTUBEを利用していますが、携帯のボイスメモでも良いです。(実際に誰かに教えなくても大丈夫です。アウトプットの練習だと思ってください)
内容を修正しながら3回繰り返します。3回繰り返すことでブラッシュアップされます。
慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、自分の言葉で話せるようになると社会でも役に立ちます。
アウトプットのポイントは次の通り
無駄ポイント
- 気になったことはメモをする
- 考えたことはすべて書き出す
- 本に対して疑問や質問を繰り返す
- 自分の言葉に置き換える
- 6歳児でも分かるように話す(話す相手を想像して、その人に伝わる言葉を使う)
- 汎用性が高く、再現性のある情報を提供する
- 何度もアウトプットを修正しブラッシュアップする
読書革命 著者 金川顕教さん
金川顕教さんは大学在学中に公認会計士試験に合格し、世界一の規模を誇る会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツグループである有限責任監査法人トーマツ勤務。
その後、独立し、経営コンサルタント、ビジネスプロデューサー、投資家、事業家、作家など多方面で活躍中している方です。
YOUTUBE図書館というチャンネルを開設しています。チャンネルを見て頂ければ、毎日1冊以上読んでいることが分かります。
本の内容を忘れない、自分の言葉で話せる、自分の仕事にも落とし込めるアウトプットを目標にやってみては如何でしょうか!
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