- 書籍「泣きたくなるほど嬉しい日々に」の感想・書評が知りたい
「息してるだけでうるさいよ!だって生きてるんだから。」
バンド「クリープハイプ」のボーカル 尾崎 世界観のエッセイ。
高円寺で朝まで語り合った、貧乏だけど楽しかった日々のこと。初恋の女性・マキちゃんに指輪をプレゼントして、耐え難い悲しみに満ちた日のこと。「めざましテレビ」での出演をきっかけに、伝えるという解釈が変わった日のこと。SNSのエゴサーチで怒りに震えた日のこと。そして「もうほとんどの夢が叶った」と言われて嬉しくなった、あの日のこと――。音楽シーンで強烈な個性を放つ4人組ロックバンド・クリープハイプのフロントマンとして、作詞作曲も手掛ける尾崎世界観。これまで『祐介』『苦汁100%』『犬も食わない』などを上梓し、文学界でも脚光を浴びる著者が紡ぐ、無防備なほどにリアルな本心。雑誌『ダ・ヴィンチ』で2018年4号から1年間連載したエッセイに大量の書き下ろしを加えた単行本が、ついに刊行。他人に笑われても「好きなもの」を大事にする著者の強さの裏にひそむ葛藤は、生きづらさを抱えるすべての人に共感をもたらす。お守りのように大事にしていた日々をつづった最新エッセイ。
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「泣きたくなるほど嬉しい日々に」を紹介。
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泣きたくなるほど嬉しい日々に(尾崎 世界観)|目次
尾崎世界観が普段感じていることが書かれた21個の話が収録されている。
- いつからか、花火になるよりも、花火になることを選んだ
- モンクの叫び
- くれない?に染まったこの俺に、同乗しろ!
- エッセー尾崎
- 夜を引き伸ばして、俺はグーを出しましたよ
- 尾崎さん、よいしょよいしょでだいzな場面があるじゃないですか
- 小菅エレジー〜こんな男のひとりごと〜
- 尾崎、秋の本まつり
- さーて今月のオザキさんは、「顔は、顔だけはやめて」「ワーキングホリデイ」「参るが溜まる」の3本立てで送ります
- なんだこれ!
- 手紙1
- 手紙2
- 手紙3
- 先週圏外から一気にランクアップ、今週の第1位は尾崎世界観の「風邪をひいた時だけ人に優しくなれるのはなぜ?」です
- Y字バランスをしながら「共感なんてただの痛み止め」と悟った顔をして、T字路にぶち当たる
- タイトル未定のまま決まらず、無念の時間切れ。この気持は「言葉」にならない
- そんな足の小指からしたら、箪笥の角が向こうからぶつかってくるようなもんだ
- 運命の洗濯
- 銀座の田中さん
- exあやっち
- 鳥人間コンテンストに参加のオザキさん、大会新記録を出すも「会場にゴミをポイ捨て」でまさかの失格!
泣きたくなるほど嬉しい日々に(尾崎 世界観)|感想・レビュー
この本を言い表すなら書きたいことを好きなように書いているだけ。ブログを読んでいる感覚になります。
尾崎世界観が日々想っていることがツラツラと書かれている印象。
意味が分かっても分からなくてもいいんです。書きたいように書いているだけだから。目次のタイトルからもユーモアやセンスを感じると思います。
世の中に対する不満もあるし、自分に対する不満もある。嬉しいことも、悲しいことも起きる。だらしなくもあり、未熟でもあり人間らしさがある。そんな本です。
人により好き嫌いはありそうなので「クリープハイプ」が好きな人にはおすすめできる。
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