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【5分で分かる】『伝え方が9割』。本の要約まとめ。

伝えたい気持ちがあるのに、なかなか相手に理解してらもえない時があるのですが、どうしたら良いですか?

自分の意志や提案を上手に伝えたい。

そんな悩みにお答えします。

 

『伝え方が9割』のまとめです。漫画、書籍どちらもオススメ。

伝え方が変わると人生も同時に変わるかもしれません。

 

例えば、伝え方を工夫したことで入社後すぐに提案書が通るようになったり、バイトや就職で相手に自分を上手にアピールできたりします。

良いアイディアも相手に伝わらなければ採用されないこともありますよね。

 

伝え方は才能や性格ではなく学ぶことで誰でも上手になれる技術です。

書籍、漫画どちらも読みましたが漫画の方がストーリーがあるので分かりやすくてオススメ。

 

本記事の内容

  • 考え方の 3手順
  • 相手を動かす 5つのツボ
  • 強い言葉を作る 5つの技術

 

 

『伝え方が9割』の考え方 3つの手順。

願いをそのままコトバにしない

一方的な要望をコトバにしても相手に伝わらないのでやめた方がよいでしょう。また、自分勝手と思われてしまう可能性もあります。

例えば、「この企業に入りたい」「どうしても面接に受かりたい」「このゲームを買ってほしい」このような一方的な要望がすんなり通ることは少ないと思います。

 

相手のメリットを考える

自分の要望を伝える前に、相手のメリットを考えたことはありますか?

この面接に受かったら企業にとってどんな良いことがあるのか?このゲームを買ったら、買ってくれた親にどんな良いことがあるのか?を考えるようにしましょう。

相手のメリットがない状態で要望を通すのはとても難しいことです。

 

願いとメリットを一致させる

自分の要望、相手のメリットが一致したときに初めて要望が通りやすくなります。パン屋の面接を例に考えてみます。

 

悪い例

私は子供の頃からこのパン屋で働きたいと思っていました。

どうしても働きたいんです!

心の声(そんな一方的な主張だけされても。。。)

 

良い例

パン職人、接客募集のページを見て応募しました。

私は子供の頃このパン屋の味に感動して、いずれ働きたいと思っていました。

私はこのために勉強して「パン製造技能士 1級」を取得済みです。また、飲食店のバイトで接客をしていたのでレジ担当もできます。

今までの経験を活かしてすぐに働けると思いますし、もっとこのパン屋の味を広めたいです。

心の声(パンを作れて、接客もできる!求めていた人材かも!)

 

実際そんなに簡単ではないですが、相手のメリットを考える癖をつけることで要望を受け入れてくれる可能性が上がります。

 

『伝え方が9割』が教える。相手を動かす5つのツボ。

相手の好きなこと

相手の好きなことを一緒に伝えることでデメリットを隠せます。

 

飲食店の注文の例

悪い例

出来上がるまで 10分お待ち下さい。

 

良い例

出来たてをご用意しますので、10分お待ち下さい。

 

「相手を待たせる」デメリットがありますが、「出来たてを用意する」という相手の好きなことを加えることで印象が変わります。

 

相手の嫌いなこと

相手の嫌いないことを伝えることで要望を飲んでもらう方法。

 

ペンキ塗りたてのベンチの例

悪い例

ベンチに座らないでください。

 

良い例

ペンキが塗りたてのためベンチに座ると服にペンキがつきます

 

ベンチに座ることのデメリットをハッキリ伝えると、要望が通りやすくなる。

 

決断は比較させる

靴屋の店員の場合、「スニーカーはお好きですか?」と YES or NO の聞き方をすると相手も自分も疲れませんか。

この場合は、A or B の聞き方に変えてみましょう。

 

靴屋の店員の例

悪い例

スニーカーはお好きですか?

 

良い例

adidas と nike どちらが好きですか?

選択肢を絞ることで相手が答えやすくなります。

 

承認する

何かをお願いするときに「承認」してからお願いをする。

 

企画書作成依頼の例

悪い例

企画書を作成して欲しい。

 

良い例

こないだの企画書すごく良かったよ。

君の企画を見たいと言っている人が多くて、次回も企画書を作成して欲しいんだけどやってもらえる?

 

相手を承認した上で、お願いごとをすると相手も気持ちよく引き受けてくれるかもしれません。

 

共同でする

お願いを一人に押し付けるのではなく、共同にする。

 

子供のお片付けの例

悪い例

散らかしたオモチャ片付けて欲しい。

 

良い例

このオモチャ片付けるのパパとどっちが早いか競争しよう。一緒に片付けよう!

 

『伝え方が9割』が教える強いコトバ

サプライズ

広告や商品名を見ると商品を際立たせているコトバがあります。

 

例えば

  • 「お茶」よりも「お〜いお茶」
  • 「京都に行こう」よりも「そうだ 京都に行こう」

このように一言加えるだけでグッと力のあるコトバに変わります。

 

ギャップ

「B にしよう!」と伝えるよりも「A ではない B だ」と伝える。

 

悪い例

このパンすごく美味しい!

 

良い例

今までのパンがまずいと思えるほど、このパンは美味しい!

 

体の反応

体の反応を交えて伝える。

 

悪い例

この映画は最高でした!

 

良い例

エンドロール中も涙が止まりませんでした

素敵な映画でした!

 

リピート

コトバを繰り返すことで強調できる。

有名な歌にも「どんなときも、どんなときも」「あいたかった、あいたかった」など繰り返しがよく使われています。

 

クライマックス

「ここだけは覚えて欲しい」と伝える。

伝えたいことを言う直前で強調させると相手を聞く体制にできます。

 

例えば、学校で「ここはテストに出るからな!」と言われた時にメモを取った覚えはないでしょうか。

このように大事ことを伝える前に「ここだけは聞いて欲しい」と強調させてみましょう。

 

おわりに

伝える技術をいくつか紹介しました。

筆者としては「相手の気持ちを考える」ことさえ出来れば伝わり方が変わると感じました。

自分勝手な発言と思ったら一呼吸置き、相手の気持ちも考えたコトバにすれば、よりよい話し合いや提案ができると考えます。

加えて今回ご紹介したようなテクニックを使ってみてはいかがでしょうか。

 

参考:伝え方が9割

 

  • この記事を書いた人

おやすみドリー

本の要約をする人 | 年間100冊は本を読む | Audible(オーディオブック)、kindle(電子書籍)など読書方法を紹介 | 良い本をたくさんの人に届けたい | ビジネス書・マーケティング・自己啓発・小説を幅広くインプット | ビジネス関連・忘れない読書方法・文章の書き方なども発信中

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