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- 書籍「都会のラクダ(渋谷龍太)」の感想・書評が知りたい
日本のバンド「SUPER BEAVER」のボーカル渋谷龍太さんの書籍です。
10年以上に渡る順風満帆とは言えないバンド活動の楽しさ、苦悩が綴られた一冊です。
書籍の目次
結成しメジャー契約。そしてレーベルを離れインディーズ活動をはじめ、人気がでてメジャー再契約するまでが綴られている
- 第一章 結成
- 第二章 バンド名
- 第三章 初ライブ
- 第四章 某大会
- 第五章 初ツアー
- 第六章 メジャー期
- 第七章 アルバイト
- 第八章 自主盤
- 第九章 [NOiD]発足
- 第十章 [NOiD]始動
- 第十一章 フェス
- 第十二章 十周年
- 第十三章 日本武道館
- 第十四章 メジャー再契約
参考:都会のラクダ(渋谷龍太)
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都会のラクダを執筆したSUPER BEAVERとは?渋谷龍太とは?
SUPER BEAVER(スーパービーバー)は、日本の4人組ロックバンド。
2005年に結成。
一度メジャーレーベルを離れインディーズとして活動していたが、2020年にSony Recordsとメジャー再契約を果たす。
所属事務所は、NOiD。
メンバー
- 渋谷龍太(しぶや りゅうた)
- 1987年5月27日
- ボーカル
- 柳沢亮太(やなぎさわ りょうた)
- 1989年2月21日
- ギター
- 上杉研太(うえすぎ けんた)
- 1988年1月26日
- ベース
- 藤原広明(ふじわら ひろあき)
- 1988年6月1日
- ドラムス
都会のラクダ|SUPER BEAVER 渋谷龍太 書評・感想
バンドで成功するという夢を掴むのは簡単なことでないことが分かる。メジャー再契約するまでの物語がそこにある。順風満帆ではないからこそ面白い。
この書籍は熱量と人の暖かさがあった。読んでいくうちに先が知りたくなったし、感情移入できた。
これまでのSUPER BEAVERの歩みをWikipediaを参考に記載する。詳しい流れは「都会のラクダ(渋谷龍太)」を見てほしい。
物語は、ベース上杉が渋谷をバンドに誘うところからはじまる。高校生の頃の話だ。
そこからギターの柳沢、ドラムの藤原が加わりバンドができる。
バンド名は、渋谷は「画鋲」という名前を思いつくも、最終的に「SUPER BEAVER」となった。
TEENS' MUSIC FESTIVAL 2005 全国大会にてオーディエンス大賞し、翌年にグランプリを受賞。
晴れてメジャー・デビューし、デビューシングルは人気アニメ「NARUTO」の主題歌に選ばれた。
2009年〜2011年までソニーに所属し、3枚のアルバムをリリース。映画「ソラニン」に楽曲提供を行ったりした。
しかし、思うように行かず 2011年に事務所・レーベルを離れることになる。
なぜ離れることになったのかは「都会のラクダ(渋谷龍太)」を見てほしい。
インディーズになり、お金もないためメンバー全員アルバイトをしながら活動する日々。
日々に余裕なんてない、それでもCDを出し、ツアーを回った。
借金もあった。アルバイトのお金はすべてバンド活動に消えていった。
当時はライブハウスもガラガラ。ツアーで地方にいったときはお客さんが数人のときもあった。それでも活動を続けた。
何度もツアーをするうちに少しずつお客さんが増え始める。ライブ会場のサイズも大きりはじめた。
2015年には「恵比寿LIQUID ROOM」でライブをどうにかソールドアウト。さらに同じ年に「赤坂BLITZ」もソールドアウトさせる。
2016年に作ったアルバム「27」が初めてオリコンTOP10に入る。たしかな手応えがあった。
2018年ついに日本武道館でライブを開催。
2020年メジャー再契約。
このような軌跡だ。
上記では伝わりにくいが、一つ一つのストーリーにハラハラ・ドキドキがある。
大きなライブハウスを確保したけれど、ソールドアウトさせられるかなんて分からなし、CDを出しても売れるか分からない。
売れなければ大きな損失だけが残ってしまう。それでも進み続ける。
好きなことは好きなだけ続けたときに光が見えるのだとそう思わせてくれる。
最初から成功しているわけじゃないし、苦しい期間の方が長いように見えた。
それでも信じて続けることの大切さを学んだ気がした。
平穏な日常に慣れてしまった人、バンド活動している人に読んでほしい一冊だ。
参考:都会のラクダ(渋谷龍太)
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