次の方を対象にしています!
- 原体験ドリブンを知りたい
- 自分の軸を見つけたい
- 今の自分を見直したい
- 人の意見に流されてしまう
- 本当に熱中できることを探したい
ほとんどの人が自分の軸を知らずに生活しています。もちろん、軸を知らなくても生活できるので問題ありません。
しかし、「やりたいことを見つけたい」「自分に合った仕事に変えたい」など現状を変えたいと思っている人は本記事を参考にしてください。
原体験とは「人の生き方や考え方に大きな影響を与える体験」です!
書籍「原体験ドリブン」を参考に、原体験の考え方、見つけ方、得られる効果をお伝えします!
本記事の内容
・動機の深さを知る
・原体験ドリブンとは
・原体験の見つけ方
・原体験の言語化
参考:原体験ドリブン
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動機の深さを知り、原体験を探る
何か行動をするときは、必ず動機があります。
例えば、
- お父さんが教師で、教えるの上手で憧れがあったので、自分も教師になった。
- 子どもの頃、近くの定食屋の焼きそばが美味しかったので、大人になって定食屋をはじめた。
- 中学生のころ読んだ漫画に感動して、オリジナル漫画を描き始めた。
動機には深さがあります!
- ミッション:自分の使命としての動機。例:子供の頃、ウイルスが原因で亡くなる命があることを知ってワクチンを開発すると決めた!ワクチンを作るために生まれてきた!
- モチベーション:内発的動機。例:目が悪いけど似合うメガネがないから、誰でも似合うメガネを開発したい!
- テンション:その時の気分が動機になる。例:映画見たら俳優になりたくなった!
- ファッション:見た目のカッコよさ、流行りが動機となる。例:タピオカ流行っているから良さそう!
上から順番に動機が深くなります。「ファッション」や「テンション」の動機では、すぐにやめてしまう可能性があります。
趣味や流行りが変わったら自分の気持ちも変わってしまうからです。
「モチベーション」や「ミッション」はどうでしょうか。流行りや一時的な感情ではなく自分と深く結びついていることが分かります。
これを見つけるのが原体験です。
原体験とは「原体験ドリブン 要約」
原体験とは「人の生き方や考え方に大きな影響を与える体験」です。
普段、無意識に考えていることも過去の経験に基づいて判断しています。
意識していない行動も含め「なぜそう考えたのか」「なぜ行動したのか」を自分に繰り返し問いかけることで原体験にたどり着きます。
例えば、社会人になり「目立ちたくないから大きな案件は引き受けたくない」と思ったのなら「なぜ目立ちたくないのか?」自分に問いかけます。
すると「小学校のときに学芸会で主役をやったけどセリフを忘れて皆に笑われた」「お母さんにもう目立つことはしなくていい!」と言われた。という体験が蘇ってきました。
それが今につながって「目立ちたくない」という考え方になったことが分かりました。このように意識せずに考えていることでも、昔の体験に紐付いていることがあります。
昔の体験を思い出し、自分の軸を見つけてみましょう!
原体験の種類
- 遠い原体験 ⇔ 近い原体験
- 深い原体験 ⇔ 浅い現体型
- 強い原体験 ⇔ 弱い原体験
自分の原点となるのは「遠く」「深く」「強い」体験であることが多いです。
原体験を探ることは、芋掘りやダイビングに似ています。芋掘りなら根っこにたどり着くように徐々に根をたどります。
または、ダイビングのように海の底を目指して深く深くもぐるように進めていきます。
時にこれ以上深く潜れない!という状況がありますが、繰り返すうちに潜れるようになります。
原体験を探すために行うのであって過去の辛いことを思い出したり、トラウマを探るようなことではありません。
無理に思い出すのがストレスな場合はやめて問題ありません。過去には楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと様々なことがあるかと思います。
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原体験の見つけ方
ここから原体験を探す旅(原体験ジャーニー)に出てみましょう。
自分自信(自己ワーク)で行うのも良いですし、誰かとペアワークで行っても良いです。
ノートとペンがあれば始められます!
テーマを決めて深堀り
テーマを決めます。思いつかない場合はまず次の 5つをやってみてください。
- 今やっていること
- 時間を忘れてできること
- 好きな言葉
- やりたくないこと
- 将来やりたいこと
それぞれの項目に対して 4〜5個深堀ります。深堀りは「なぜそうなったのか」「なぜそうしたいと思ったのか」のように自分に尋ねていきます。
(例)
時間を忘れてできること:英会話
- 英語が話せたらカッコいいと思った → なぜ?
- 外国への憧れがある→ なぜ?
- ハリウッド映画を見て、外国人と話したり、あんな街に住んだら楽しそうと思った→ なぜ?
- 日本と違う文化にワクワクした → なぜ?
- 小さい頃に家族でハワイにいったときに、ずっとワクワクしていた。それが今でも忘れられない。
深堀りした内容に「正しい・正しくない」はありません。
ペアで行う場合は相手言ったことに対して「○○の方が良いよ」と相手を惑わせたり、自分の価値観を言わないようにしましょう。
また相手が言いたくない過去もあるので、無理やり深ぼる必要はありません。
コツとしては徐々に年齢をさかのぼることです。
「社会 人→ 大学生 → 高校生 → 中学生 → 小学生 → 幼稚園 → 保育園」のような感じです。
「そういえば中学校のとき○○の体験があった!」と気づくこともあるでしょう。
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原体験の言語化
原体験を見つけたことで満足するかもしれませんが、そこから理解を深めるために言語化しましょう。
言語化することで自分が行動したときに湧いた感情の理由を理解できるようになります。
パターンが分かれば自分が何をしたら喜ぶのか、何をしたら悲しむかが明確に分かるようになります。
原体験を言語化するための振り返り
振り返りワークを使って理解を深めます。
原体験に対して次の 5つの項目を考えます。
原体験 | 過去の自分にアドバイス/原体験に関わりのある大人に言いたいこと | 価値観(思い) | 過去の自分と同じ状況にある人 | 手段 |
(記入) | (記入) | (記入) | (記入) | (記入) |
振り返り(例 1)
- 原体験
- 親に公務員になれと言われ続けてきた
- 過去の自分にアドバイス/原体験に関わりのある大人に言いたいこと
- 君の好きなように生きていいんだよ
- 本当は君を応援して欲しかったんだよね
- 親が子どもの将来を決めつけるのはよくないのではないだろうか?
- 価値観(思い)
- 自分のことは自分で決めたい
- 自分が親になったら子どもの将来は好きにさせる
- 過去の自分と同じ状況にある人
- 親や周りから将来を決めつけられている人
- 自分の将来が既に決まっている人
- 手段(今できること)
- 自分の体験を発信する(ブログ、SNS)
振り返り(例 2)
- 原体験
- 大学生で読書が好きになった
- 過去の自分にアドバイス/原体験に関わりのある大人に言いたいこと
- もっとはやく本の良さを教えてあげたかった
- 世の中には学校で教えてくれないことが沢山あるよ
- 価値観(思い)
- 本を良さを伝えたい
- 世の中のことを学校以外で学んだ方がよい
- 過去の自分と同じ状況にある人
- 本を読んでない人
- 情報格差がある人
- 世の中をあまり知らないまま大人になった人
- 手段(今できること)
- 自分の体験を発信する(ブログ、SNS、Youtube)
- 本の良さを発信する
振り返りの結果、現在と比べる
原体験ジャーニーと振り返りワークを通して自分の軸に気づけたでしょうか。
軸を確認できたら次のことを確認してみましょう。
- 原体験と今の仕事が合っているかどうか?
- 合っていないなら、何をすべきか?
- 社内での異動?転職?
- 学校をやめるか?続けるか?
- 仕事や勉強に取り組む姿勢や意識そのものを変えるべきなのか?
- 言語化された原体験は、あなたに何をすべきだと語りかけているか?
自分の価値観と今やっていることが合っていないのであれば手段を変えるのも良いでしょう。
原体験と今やっていることが一致すると動機が「ファッション」「テンション」ではなく、「モチベーション」「ミッション」へと変わります。
振り返りワークが難しいと感じたらBeing(ありたい姿)、Doing(ありたい姿になるために自分が何をすれば良いか)を考えてるのも良いです。
原体験が今やっていることにつながって、それが強いミッションになっている場合、揺るがない自信になります。
どんな質問をされても自分のブレない軸で答えられるようになります。
同調圧力にも負けません。周りが違うと言っても自分の中に軸があるからです。
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著者:チカイケ秀夫
著者であるチカイケ秀夫さんは、2008年よりGMOグループにて、ベンチャー企業の立ち上げと全グループ5,000人に関わるプロジェクトのリーダーとして、グループ内ブランディングを経験した方です。
現在は、ブランディングを通じてスタートアップを支援するベンチャー・キャピタル代表として独立。アップ企業の最高ブランディング責任者です。
最後に本をお得に読む方法を2つ紹介します。
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