「まず、ちゃんと聴く」を紹介します!
次の方を対象にしています。
- 書籍「まず、ちゃんと聴く」の内容が知りたい
- 聞き上手になりたい
- 相手の話を聴けていない時がある
- 聴いてないでしょ?と言われたことがある
書籍「いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才」を紹介します。人の話を聴くとは、どういうことかロジカルに説明された本になっています。
意見や考え方の違う相手の話を
「我慢をせずに、ちゃんと聴く。」
「叶えないけど、ちゃんと聴く。」
「従わないけど、ちゃんと聴く。」
これは聴き方次第で実現する、と著者は語る。上司部下の関係であっても、親子関係であっても、上意下達のコミュニケーションだけでは上手くいかないことを実感している人にとって、本書はたくさんのヒントを与えてくれるだろう。
また本書のユニークなところは、聴くことを大切に扱いながらも
「聴くだけでは上手くいかないことがある」
「教える・叱るなどの伝える行為も大切である」
という読者のリアルな悩みに寄り添っているところでもある。「聴く」についての理論と、実践のための具体的なヒントとともに、聴くと伝えるの両立をどのようにしていくのか?について、本書を通して一緒に考えていきたい。
Amazonより引用
「まず、ちゃんと聴く」を紹介します。
参考:まず、ちゃんと聴く
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まず、ちゃんと聴く【要約】|書籍の目次
Amazon商品欄より引用。
- 第1章 まず、ちゃんと聴く。
- 第2章 ちゃんと聴くを分解する
- 第3章 伝えるを分解する
- 第4章 「聴く」と「伝える」の黄金比
- 第5章 「聴く」「伝える」「両立する」3つの技術を高める
- 第6章 3つの技術を高めた先にあるもの
まず、ちゃんと聴く【要約】|まず、ちゃんと聴くとは?
書籍の内容を私なりに解釈してお伝えします。実際の内容は「まず、ちゃんと聴く」を読んでください。
「聴く」とはどういうことか?この問いから本書は始まります。「聴く」とは、相手の言葉に自分の解釈を加えず、そのまま耳を傾けることと定義されています。
相手の話を聞いていると、つい自分の意見や感想を述べたくなってしまうことがよくあります。このように、相手の話に自分の解釈を交えたものを「聞く」、解釈を加えずにそのまま受け取ることを「聴く」と区別しています。
たとえば、相手が「子どもに英語を学ばせようと思っているんです」と言ったとします。「そうなんですね!私もそう思っていました」と返すのが「聞く」です。この返事には、自分の考えが含まれています。
一方で、「そうなんですね!どうして学ばせようと思ったんですか?」と返すのが「聴く」です。この場合、自分の意見を加えず、相手の話にもっと深く耳を傾けているのです。
この視点で考えると、「聞く」とは、相手とテーブル越しに向き合いながら、相手の話を自分の視点で解釈する状態を指します。まるで自分から相手に向かって矢印が伸びているイメージです。「聴く」とは、相手と横に並んで座っているような感覚です。相手の関心や話に寄り添い、相手に向かって矢印が進んでいる状態です。
まず、ちゃんと聴く【要約】|「ちゃんと聴く」と「うまく聴く」
「ちゃんと聴く」と「うまく聴く」を分けて考えます。
相手の話を「ちゃんと聴く」ためには、「肯定的意図」を意識することが大切です。「肯定的意図」というのは、どんな発言や行動にも、その人なりの前向きな理由や意図がある、という考え方です。たとえ、最初は理解しにくい話だったり、自分と違う意見だったとしても、その背後には必ず前向きな気持ちがある、という前提に立つことがポイントです。
たとえば、相手が「子どもにもっと厳しくしないといけない気がするんです」と言ったとします。この言葉だけ聞くと、ちょっと厳しい印象を受けるかもしれません。でも、「肯定的意図」を意識して聴いてみると、実は相手は子どもの将来を真剣に考えているんだ、というポジティブな意図に気づけるはずです。
こうやって「肯定的意図」を持ちながら話を聴くことで、相手の本当の気持ちやその背景がもっとわかるようになって、対話が深まります。さらに、相手も自分の意図がちゃんと伝わっていると感じると、心を開きやすくなり、お互いに良いコミュニケーションができるようになります。
なので相手が自分と違う考えを言ったとしても、まずは「なんでそう思ったんだろう?」と、相手の気持ちを受け入れてみることが大切です。もちろん、背景がすぐにわからないこともありますよね。そんなときは、「どうしてそうしようと思ったんですか?」と、背景を聞いてみるといいでしょう。
お互いに同じ景色が見えるようになると、自然と相手の気持ちに近づくことができて、より深い対話ができるようになります。
ここまでが「ちゃんと聴く」ということです。次に「うまく聴く」は、ちょっとしたテクニックです。
相手が話しているときの表情や仕草、声のトーン、言葉の選び方にちょっと気を配るだけで、いろんな情報が見えてきます。言葉では「大丈夫」って言っていても、実は悲しそうな顔をしていたりすることってありますよね。
まず、ちゃんと聴く【要約】|解像度を上げる
これまでに「聴く」というのは、相手と同じ視点で、同じ方向を向いていることだとわかりました。そして、そのときに大切なのが「解像度」です。つまり、どれだけ相手の話の背景を細かく理解できているかが鍵になります。
たとえば、相手が「子どもにもっと厳しくしないといけない気がするんです」と言ったとき、相手は「子どもが将来、自立できるように、今のうちに社会のルールを覚えさせたい」と考えているかもしれません。でも、もし私が「子どもに何か問題行動があって、それを改善したいんだ」と勝手に解釈してしまうと、その後の会話が噛み合わなくなってしまいます。
だからこそ、相手の本当の意図や背景をしっかり引き出すことが大切です。お互いに同じ景色を見ていると感じられるように、丁寧に話を聴くことがポイントです。
また、相手の話をじっくり聴くことで、相手の中にある景色もより鮮明になっていきます。考えながら話すことで、相手自身も自分では見えていなかったぼんやりとした景色がはっきりと見えるようになるんです。このようにお互いの解像度が上がると、より深い対話ができるようになり、豊かなコミュニケーションが生まれます。
この書籍の素晴らしいところは、コミュニケーションにおいて「伝える」ことにも触れている点です。聴くだけでは、実は十分なコミュニケーションは成り立ちません。「聴く」と「伝える」を両立させることで、初めて豊かなコミュニケーションが実現します。
では、具体的に何を相手に伝えればいいのか、その詳しい内容については「まず、ちゃんと聴く」をぜひお読みください。さらに、その先には「聴く」と「伝える」を両立させるための具体的なトレーニング方法も紹介されています!
参考:まず、ちゃんと聴く
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最後に本をお得に読む方法を2つ紹介します。
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