

伊坂幸太郎さんの「777(トリプルセブン)」を紹介します!
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- 小説「777(トリプルセブン)」の感想・レビュー、あらすじが知りたい
伊坂幸太郎さんの「777(トリプルセブン)」です。
伊坂幸太郎さんの小説には「殺し屋シリーズ」と呼ばれるものがあります。「グラスホッパー」「マリアビートル」「アックス」が殺し屋シリーズで、今回の「777(トリプルセブン)」で4冊目となります。
今までの殺し屋シリーズを読んでいない人でも「777(トリプルセブン)」は楽しめます。以前の作品を見ている方は、似たような設定や登場人物がいたりと、より楽しめる内容になっています。
そのホテルを訪れたのは、逃走中の不幸な彼女と、不運な殺し屋。そして――
『マリアビートル』から数年後、物騒な奴らは何度でも!
やることなすことツキに見放されている殺し屋・七尾。通称「天道虫」と呼ばれる彼が請け負ったのは、超高級ホテルの一室にプレゼントを届けるという「簡単かつ安全な仕事」のはずだった――。時を同じくして、そのホテルには驚異的な記憶力を備えた女性・紙野結花が身を潜めていた。彼女を狙って、非合法な裏の仕事を生業にする人間たちが集まってくる……。
そのホテルには、物騒な奴らが群れをなす!
Amazonより引用
「777(トリプルセブン)」を紹介します。
参考:777(トリプルセブン)
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777(トリプルセブン)|著者:伊坂幸太郎
千葉県松戸市出身。東北大学法学部卒業。この時期の東北大学には、薬学研究科に瀬名秀明、文学研究科に佐藤賢一、理学部に松崎有理と円城塔など、現在小説家として活躍している人物が在学していた。
大学卒業後、システムエンジニアとして働くかたわら文学賞に応募、2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。数年後に作家専業となった。宮城県仙台市在住。
2002年の『ラッシュライフ』で評論家に注目され始め、2003年の『重力ピエロ』で一般読者に広く認知されるようになった。それに続く『アヒルと鴨のコインロッカー』が第25回吉川英治文学新人賞を受賞。
本屋大賞においては第1回から第4回まで連続ノミネートされた後、2008年の第5回に『ゴールデンスランバー』で受賞した。同作品で第21回山本周五郎賞も受賞。なお直木賞については、2003年『重力ピエロ』、2004年『チルドレン』『グラスホッパー』、2005年『死神の精度』、2006年『砂漠』で候補となったが、2008年、同賞の影響力の高さゆえに環境が変化する可能性を憂慮し、選考対象となることを辞退している。[1]。2020年に『逆ソクラテス』で第33回柴田錬三郎賞を受賞。
2020年より山本周五郎賞の選考委員を務める。
777(トリプルセブン)|あらすじ・感想・書評
舞台はウィントンパレスホテル。殺し屋の七尾はホテルの2010号室に荷物を届ける依頼を受けていた。七尾は「天道虫」とも呼ばれ、やることなすことツキに見放されている。
2010号室につき、荷物を渡して帰ろうとするが事件が発生。荷物はプレゼントであり、中身は似顔だった。でも、おかしい。
2010号室の客とは似ていないのだ。あまり気にせずに七尾は立ち去ろうとするが、襲ってくる気配を感じ、すさかず避けると大理石に頭をぶつけ相手は死亡した。
さらに、届け先が2010号室ではなく、2016号室であることに気づく。しまった!と思いながら2016号室に行くと、似顔絵そっくりな人が出てきた。荷物も届けたのでさっさとホテルを出ようとするが、ツキがない七尾はなかなかホテルからでれない。
ロビーに向かいエラベーターに乗ると奏田(ソーダ)にバッタリと出会う。奏田は、相棒の高良(コーラ)の元にいく予定だった。七尾は高良を知らなかったが、どうやら2010号室にいるらしい。
2010号室!?七尾はさきほど死んだのが高良だと気づく。だが、奏田には言えない。
話は変わり、紙野結花は乾から逃げていた。紙野は、乾と一緒に働いていた仕事仲間である。
紙野は記憶力が良いため大事なパスワードを暗記していたが、そのパスワードを教えたら消されると思い逃げ出した。逃げ込んだ先はウィントンパレスホテル。
それを6人の殺し屋が追う「エド、センゴク、アスカ、ナラ、カマクラ、ヘイアン」だ。雇ったのは乾だ。パスワードを聞き出すため生きたまま捕らえることが求められた。
さらに死体の片付け役として「モウフ、マクラ」にも声がかかる。
この独特な名前の殺し屋がでてくるのも伊坂幸太郎作品の醍醐味である。様々な理由でウィントンパレスホテルに殺し屋が集まりだし、それぞれの殺し屋が戦うことになる。
ホテルの部屋に隠れたり、バレないように移動したり、戦ったり、読んでいるだけでハラハラドキドキ作品です
殺し屋が◯階にいるから、エレベータを使うと危ない!など。追う側、追われる側の心理が分かり手に汗握る展開。
ここから先は本書でお読みください。
参考:777(トリプルセブン)
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