「マンガでよくわかる1on1大全」を紹介します!
次の方を対象にしています。
- 書籍「マンガでよくわかる1on1大全」の内容が知りたい
- 1on1の方法が知りたい
- 1on1のコツが知りたい
書籍「マンガでよくわかる1on1大全」を紹介します。近年、企業で導入の進んでいる1on1の方法について書かれた本です。
マンガ形式で具体的なやりとりが展開されるため理解が進みます。
この一冊で、うまくいく!
Amazonより引用
10万人を指導してわかった
「自立型部下」と
「支援型上司」が育つ方法
『シリコンバレー式最強の育て方』
の著者が書いた、
今までになかった
上司にも部下にも役に立つ決定版
「マンガでよくわかる1on1大全」を紹介します。
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マンガでよくわかる1on1大全【要約】|目次
- はじめに
- 登場人物紹介
- プロローグ
- ▼マンガミニ解説:1on1ミーティングのスタート
- 1on1が必要な背景と現在地
- 部下の自律を阻む指示・問題解決型コミュニケーション
- 1on1の浸透が進まない最大の原因は「部下の役割認識不足」
- Chapter1 1on1【啓蒙期】目的と役割を理解する
- 竹田さん1回目
- 1on1で必要な対話のポイント
- ▼マンガミニ解説
- 情報交換と人間の対話の違い
- 「業務そのもの」ではなく「業務を通じて感じていること」に焦点を当てる
- 1回の1on1の成果とは何か?
- 本田さん1回目
- 1on1の目的とテーマ
- ▼マンガミニ解説
- 1on1の第一歩は目的の共有から
- 対話を構成する9つのテーマ
- 松田さん1回目
- 1on1における部下の役割
- ▼マンガミニ解説
- 1on1が組織に浸透するためのWhy ─ What ─ How
- 上司を活用するための3つのスタンス
- 3つのスタンスが1on1の5つの成果を生む
- 竹田さん1回目
- Chapter2 1on1【探求期】質の高い対話を意識していく
- 竹田さん2回目
- 内省するためのヒント
- ▼マンガミニ解説
- 部下の内省力を妨げるのは、ピラミッド組織のコミュニケーション構造
- コミュニケーションの前提を「成果軸」から「成長軸」に変える
- 支援型上司は部下の「失敗」を「成長軸」で対話する
- 実践的なメモの取り方6選
- 支援型上司は整理を行う
- 本田さん2回目
- ▼マンガミニ解説
- 1on1ならではのテーマは1回では終わらないもの
- 傾聴とは、相手の話を我慢して聞くこと?
- 点数化することで、考えを整理することができる
- 効果的なフィードバックの手法
- 松田さん2回目
- ▼マンガミニ解説
- 承認のフィードバックは「行動強化」の支援
- 伝え方の3つのレベル
- 指摘のフィードバックに必要なのは「伝え方」よりも「あり方」
- フィードバックを求めることが部下の役割
- 竹田さん2回目
- Chapter3 1on1【日常期】部下のための時間へ
- 竹田さん3回目
- 上司と部下のコミュニケーションスキル
- ▼マンガミニ解説
- 自律型部下は上司に「何を」「どうしてほしいのか?」を明確に伝える
- 1on1はコミュニケーションの総合格闘技
- 1on1で使う上司の7つのコミュニケーション
- 本田さん3回目
- 振り返りの実際
- ▼マンガミニ解説
- 経験学習モデルを活用した部下の役割
- 「いかにエピソードを語ってもらうか」が上司のポイント
- 部下の内省を助ける支援型上司の3つの関わり
- 松田さん3回目
- 1on1は未来を拓く場
- ▼マンガミニ解説
- 部下は1on1を自分の未来を拓く場として活用する
- だんだん本音を言うようになった部下に上司はどう向き合うか?
- 1on1というコミュニケーションインフラを持った組織
- 竹田さん3回目
- おわりに
- 巻末資料
- ①「指示・問題解決型マネジメント」と「対話・支援型マネジメント」② 組織で1on1を浸透させるために必要なこと
- ②《 Why 》1on1ミーティングの目的(for部下)
- ③《 What 》何を対話するか── すり合わせ9ボックスⓇ
- ③《 How 》上司の7つのコミュニケーション
- ④ すり合わせ9ボックスⓇ── 実践対話テーマ例
- ⑤ 1on1ミーティングの流れ
- ⑤ 1回の1on1での5つの成果(終わり方)
- ⑥ 「自律型部下の1on1での役割」「3つのスタンス」「5つの成果」の関係
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761276935 より引用
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マンガでよくわかる1on1大全【要約】|書籍の全体感。まとめ
本書は上司が部下である「竹田さん、本田さん、松田さん」の性別も性格も違う3人が登場します。1on1を通して上司と部下が良い方向に変化していく過程が分かります。
実際の対話部分がマンガになっているため、読みやすいです。その場面でお互いに何を考えていて、どのように進めていけば良いか分かる内容になっています。
上司目線、部下目線どちらも描かれているのが特徴です。そのため上司の立場で読んでも、部下の立場で読んでも学びのある一冊です。
1on1を実施するかを決めるのは上司だから、上司が1on1のやり方を習得すればいいのでは?と思う方もいるかと思いますが、そうではありません。
1on1は部下のためにあります。部下も1on1を理解し、上司と部下がお互いに良い時間を作っていく意識が必要。片一方だけが1on1を有意義にしようと思っても良くはならないのです。お互いに理解し、意識したときに有意義な時間になります。そして部下は自律や成長をしていくのです。
書籍では1on1の基礎となる考え方「1on1は部下のための時間であり、上司は支援者」をどのように捉え、考え、行動するかが丁寧に書かれています。
マンガでよくわかる1on1大全【要約】|書籍から学んだ1on1の進め方
上司と部下で目的を理解する
上司がいきなり「1on1をやります!」と言っても、部下からすれば「なんで?」「いつものミーティングと何が違うの?」となるかもしれません。
そこで最初に1on1の目的を伝えてお互いに認識を合わせます。まず「部下のための時間である」ことを伝えます。
ただ1対1でミーティングするのではありません。部下が強みや弱みに気づいたり、自律するための準備をしたり、自分と会社のつながりを感じたり、様々なことを思考する時間です。
上司や会社のためではなく部下が自分らしく、自分事として仕事するための時間。他にもキャリアや生産性向上、成長などありますので、お互いに何のための1on1なのか、認識をあわせてください。
お互いに認識が違うとスレ違ってしまい、1on1の効果が低くなります。
どの会社でも当てはまりそうなのは部下の「自律」です。「上司が部下に仕事降る → 部下は言われた通りの仕事をする」となっている現場は多いものです。これでは言われたことしか出来ない部下になってしまいます。指示待ち部下です。
できれば自分で考えて、行動して欲しいですよね。そのために1on1を使いましょう。
業務の話からどう考えているのかを探る
1on1をしても業務の話をして終わってしまう場合があります。時には業務の話も必要なのですが、せっかく1対1で話しているので、想いを話す場にすると良いでしょう。
仕事を通してどのようなことを思っているのか聞いてみましょう。
例)
- 仕事はうまく行っている?
- うまく行っているならどの部分がうまく行っているのだろう?
- それは完璧だと思う?
- 100点満点で90点だとしたら、あと10点は何が必要だと思う?
- うまく行っていないなら原因は何だと思う?
- どのようなことをしたら改善すると思う?
上司が質問しすぎると尋問みたいになってしまうので気をつけましょう。
部下の話を聴き、相槌ちを打ちましょう。話が複雑になってきたら整理しながら深ぼっていきます。ここは慣れと経験が必要です。
できるだけ部下に考えてもらうのがコツだと思います。自分で考えて気づき、次の行動につなげる。これを繰り返すことで成長していきます。
そのために部下が自分で考える必要があります。上司はその手助け・サポートをします。部下の話を傾聴して整理してあげることもときには必要です。
コツをいくつか紹介します。
- 部下への期待を伝える。伝えることで部下が意識する。また進む方向が明確になる
- まずはコミュニケーションを取って信頼関係を作ることからはじめる
- フィードバックはダメな点よりも、どうしたら良くなるかを話す
- 1回の1on1で問題解決するのではなく、何回も1on1をすることで話が整理され、解決に近づいていくのが良い
- 内容はメモを取る
1on1の基本的なやり方
次の手順で行います。
- 1on1を始める前に
- 行う目的や背景を伝える
- どのくらいの頻度で開催するか決める(例:毎週、隔週、毎月)
- 1回何分を行うか決める(例:1回30分)
- 1on1実施
- アイスブレイク(雑談でOK)
- 前回の宿題・アクションの確認
- できたこと、できなかったこと、状況など
- 本題(部下の話し、上司は傾聴する)
- 宿題・ネクストアクション
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マンガでよくわかる1on1大全【要約】|感想
上司も部下もですが、1on1を続けなければ、1on1は上達しないと感じました。書籍を読みやり方が分かったなら実践あるのみです。
またリーダーも部長と1on1をすると効果的です。部長も役員との1on1を・・とどこまでも1on1をすることで組織として強化されていきます。
リーダーは部下と1on1すればいいだけではなく、自分も部長との1on1を通して「経験 → 内省(振り返り) → 学び → 実践」とサイクルを回すのが良いでしょう。
今回のまとめは本書を読んで私が感じたこと、学んだことをまとめた内容になっています。そのため正確な情報は書籍をお読みください。
最後に本をお得に読む方法を2つ紹介します。
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