
次の方を対象にしています!
- 書籍「短いは正義 「60字1メッセージ」で結果が出る文章術」の内容が知りたい
- 伝わる文章を書きたい
- 企画書、プレゼンの文章を磨きたい
学生から社会人まで何かと文章を書く機会が多い私たちです。
読書感想文、レポート、プレゼン資料、提案資料、メール、SNS、誰もが毎日のように文字を使っています。
そのなかでも「伝わる文」と「伝わらない文」があります。その差は何なのでしょうか。
短いは正義 「60字1メッセージ」で結果が出る文章術 を参考に伝わる文を紹介します。
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目次
短いは正義 「60字1メッセージ」で結果が出る文章術 要約|短く - 60字1メッセージで、たるんだ分を引き締める。まとめ。

1文60文字以内
短く文を書くとは、ワンセンテンスを短くすることです。1文60文字以内が鉄則。
句読点で長々と続けた文章はわかりにくいです。句読点を入れて1文60文字以内を目指しましょう。
タイトルや見出しは、さらに短く20文字以内にします。
ワンセンテンス・ワンメッセージ
文章の基本は1文1意です。1文の中にいくつも意味が含まれていると複雑になり、理解が難しい文章になります。
すべて1文で伝える必要はありません。短く区切って1文は1つの意味だけにしましょう。
- 文章の長い部分を分割する
- 1文を複数に分割する
- ときに体言止めでリズムをつくる
- いらない情報を見極める
- 文章を短く区切っても、文章全体の内容が詰め込みすぎだと読みにくい
- 情報を書き出して取捨選択する
- タイトル・見出しは「広げる、選ぶ、磨く」
- タイトル・見出しもワンセンテンス・ワンメッセージ
- 見出しで説明はしない。見出しは要約ではない
- 広げる:伝えたいことをすべて書き出しカテゴリに分ける、選ぶ:ペルソナを意識して必要な情報を選択する、磨く:読み手に響くように文章を熟考する
文の贅肉を排除する
ていねいな言葉やクセがあると文章が大きくなります。
- 「いただく」「させていただく」は書かない
- 提案させていただく → 提案します
- 「してあげる」「してくれる」は書かない
- 選んであげてください → 選んでください
- 「していただいてよろしいでしょうか」は書かない
- 回答していただいてよろしいでしょうか → 回答お願いします
- 「のほう」は書かない
- 資料のほう贈りました → 資料を送りました
- 「という」は書かない
- 変わったということを知りました → 変わったことを知りました
- 「こと」を書かない
- 変わったことを知りませんでした → 変更を知りませんでした
- 接続詞を省略する
- 接続詞がなくても通じる場合が多い
- 〜しました。ですので、お気になさらず → 〜しました。お気になさらず
- 「しかし」「ところが」の逆接は接続詞を使う
推敲する
推敲(すいこう)とは、書いた文章を見直す作業です。
1日置いて客観的に自分の文章を見みます。そして推敲します。
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短いは正義 「60字1メッセージ」で結果が出る文章術 要約|わかりやすく - 数字のちからで、脱あやふや長文。まとめ。

数字を入れると10倍伝わる
伝わる文章には数字が入っています。
「明日雨が降る可能性があります」よりも「明日80%の確率で雨が降ります」の方が伝わります。数字を入れると具体化され、説得力が増すのです。
電車の中吊り広告にも数字がたくさん入っています。「600万人の転職希望者が登録」「98%が満足と回答」。
また比較を入れると強調されます。「転職希望者900万人のうち、600万人が登録」。
数字を入れたフレーズで印象に残す
「トマトが体に良い3つの理由」「受験前に知りたい3つの暗記法」。ポイントを絞るなら「3」が最も記憶にのこる数字です。
強みを数字に置き換える
「ポケットに1000曲」(iPod)、世界で一番薄い(MacBook Air)。製品の強みを数字で表したキャッチコピーです。
あいまいをなくす
あいまいな言葉は伝わりません。「少し大きな会議室を予約して」よりも「30人入る会議室を予約して」の方が的確です。
あいまいに答えた結果、意図しない結果を招く恐れもあります。
「なるべく」「できるだけ」「だいたい」などあいまいな言葉は使わず、「2日以内」「20%以上」「2倍」「2月2日」など数字を使うようにしましょう。
数字 + ひとこと
数字にひとこと足すと、意味が伝わります。
30%は多いのか、少ないのか分かりません。そこで「たった30%です」「30%にもなりました」と付け加えるだけで読み手に意図を伝えられます。
単位を変える
伝えたい内容により単位を変えてみましょう。
- 「1ヶ月3000円」よりも「1日100円」の方が安く見える
- 「結果は1時間半後」よりも「結果は90分後」の方が手軽な印象に見える
- 「日本で約50%の人が見た映画」よりも「日本で約6000万人が見た映画」の方がヒットしている印象に見える
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短いは正義 「60字1メッセージ」で結果が出る文章術 要約|強く - 字面で文を強く、印象的に。まとめ。

文章を「読む」ことは「見る」ことです。
同じ内容でも見た目を整えた方が印象が良いです。漢字がズラっと並んだ文章を見ると読む気が失せたり、ひらがなだけの文章は読みにくいと感じます。
バランスよく「ひらがな」「カタカナ」「漢字」を使い分けてみましょう。
「人」「ひと」「ヒト」どれも同じ言葉、同じ意味です。しかし見た目が違います。
「綺麗なひと」「きれいな人」「キレイなひと」。印象が違いますよね。
- 漢字:知的で品格のある表現になる
- ひらがな:親しく、やわらかい表現になる
- カタカナ:軽快な表現になる
形容詞をひらがなにするテクニックがあります。「優しい潤い」よりも「やさしい潤い」の方がやわらかい感じが伝わります。
ひらがなにしたいリスト(一例)
- あまり(余り)
- いったい(一体)
- たくさん(沢山)
- たち(達)
- たとえば(例えば)
タイトルで使えるテクニック
- 言葉を入れ替える
- ご褒美温泉で、週末が変わります
- 週末が変わる、ご褒美温泉
- てにをはを抜く
- あしたは、なにを着る?
- あした、なに着る?
- 「べき」で言い切る
- 教育することをオススメします
- 教育すべき
- 同じ言葉を重ねる
- もっと前進!
- もっと前へ、前へ!
- アテンションワードを入れる
- 例)実は、まさか、見逃せない、解禁、劇的、限定、今だけ
- おのまとぺを入れる
- 新鮮なエビ
- ぷりぷりとした新鮮なエビ
- 韻を踏む
- うまい、やすい、はやい
- 反対語で興味を惹く
- 「こだわりの無造作」「さぼり家事」「まじめな遊び」
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