
次の方を対象にしています!
- 書籍「三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾」の内容が知りたい
- どんな文を書けばいいのか分からない
- 文章を書く時に意識することが知りたい
ライターはもちろんのこと、わたしたちは常に文章に触れています。
朝のニュース記事、SNSの発信、新聞・雑誌、LINEやメール。文章を見ない日はありません。
見るだけではなく書くことも多い時代。どんなことを、どのように書けばいいのでしょうか。
文章の向き合い方を教えてくれるのが「三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾」です。
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目次
- 三行で撃つ 要約|三行で撃つ。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|うまい文章。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|すべる文章。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|常套句「としたもんだ表現」。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|擬音語・擬態語・流行語。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|起承転結。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|共感させる技術。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|ライターになる。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|説得する技術。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|一人称・読者の設定。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|ライターの道具箱。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|語彙。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|文体。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|企画。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|ナラティブ。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|スピード感。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|リズム感。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|グルーヴ感。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|意見や助言。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|時間管理・執筆環境。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|書棚整理術。まとめ。
- 三行で撃つ 要約|文章、とは。まとめ。
三行で撃つ 要約|三行で撃つ。まとめ。
読者はあなたに興味がありません。
だから一行目は「のけぞらせる」のです。
テーマにもあなたにも興味がない状態で、読者振り向かせる1行目が必要。
一行目は「銃」です。まだ発射されていない「銃」。
一行目で好奇心を持たせ、二行目以降につなげます。
最終的には銃から弾が発射されるように、内容をまとめていきます 。
三行で撃つ 要約|うまい文章。まとめ。
うまい文章とは何か?
「うまい」と「文章」で分けてみます。「うまい」とは分かりやすいことです。
分かりやすいとは、読者に誤解されずに伝わること。
原則は3つです。
- 文章は短くする
- 1文を2つに分けられる場合は、分ける
- 形容語と被形容語はなるべく近づける
- 「違法な野生動物の売買」ではなく「野生動物の違法な売買」
- 1つの文に、主語と述語はひとつずつ
次に文章とは「キャリー(信号、波、触媒、運ぶもの、感染)」です。
感情や思想を含めて読者に送り届けるものです。
三行で撃つ 要約|すべる文章。まとめ。
ストレスなく読める文章を目指しましょう。
読者が結論を知るために労力をかけず伝わるようにします。
ひとつのポイントは「固有名詞」と「数詞」を減らすことです。
数を入れると具体的にできることはありますが、読まれる文章かどうかは別の話です。
次に「など」「いろんな」「さまざま」は撲滅しましょう。書かなくても伝わります。
三行で撃つ 要約|常套句「としたもんだ表現」。まとめ。
「常套句」はなくしましょう。
常套句は、定形、クリシェ、決り文句です。たとえば「抜けるような青い空」のように誰もが書きそうな文のこと。
誰かが使った言葉を使うことで、自分では考えなくなってしまうのがデメリットです。
自分が感じたことなのか、誰かが感じたことなのか区別しましょう。
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三行で撃つ 要約|擬音語・擬態語・流行語。まとめ。
オノマトペとは、擬音語、擬態語のことです。
雨が「ざあざあ」、犬が「わんわん」も擬音語です。もうオノマトペはやめましょう。
第一に「子供っぽい」、第二に「オノマトペは常套句」のため。
流行語も使うのはやめましょう。皆が使っているからと言って使う必要はありません。それは世間に言葉を預けることになります。
三行で撃つ 要約|起承転結。まとめ。
ライターが覚える型は「起承転結」。
- 起:フックです。ひっかけを作ります
- 承:起の説明です。誰が、いつ、どこで、何をしたか
- 転:承で説明したことを「自分がどう見ているか」書くのが転。読者を転がします
- 結:結論です。転でうまく転がれば、自ずと書けます
三行で撃つ 要約|共感させる技術。まとめ。
「◯◯は涙を浮かべた」のように読者にあたかも「泣いてほしい」と感情を文章で説明してはいけません。
エピソードや場面に感情を語らせるのです。
「状況の説明ではなく、場面で語る」
場面を書くためには5感をフル活用して、感じたことを言葉にする。
三行で撃つ 要約|ライターになる。まとめ。
ライターになるのは、記事を書けばいい。それだけです。
記事を書いて売り込む、読んでもらえなければ他のところへ売り込む。そして、また記事を書く。
記事の内容に熱意があり面白ければ買われるものです。
世の中のすべての事象に対して感性を研ぎ澄ませて、面白がり、魅力を感じることが大切です。
三行で撃つ 要約|説得する技術。まとめ。
文章操縦力が高い人は成功します。
どの世界でもトップにいる人は、極めて文章が「うまい」です。
日常ではメールが身近な文章です。うまいメールを書ける人は出世します。
メールの3手
- 1手目:自分はあなたを知っている
- 相手の記事や本を理解したうえでメールをする
- 2手目:自分はこういう者である
- 簡潔に自分が誰であるかを知らせる
- 3手目:自分にはあなたが必要だ
- 熱量をもってあなたが必要であることを述べる
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三行で撃つ 要約|一人称・読者の設定。まとめ。
一人称を「おれ、わたし、ぼく、筆者」どれにするかは大切です。
一人称を変えるだけで文体が変わり、世界観が変わります。
それだけのことで?と思われるかもしれません。しかし、やってみる価値はあります。
三行で撃つ 要約|ライターの道具箱。まとめ。
大事な道具である言葉をキチンと道具箱にしまって、整頓し、磨き上げ、いつでも使えるように油を引いているライターは多くありません。
何が起こるかは時々です。そのとき、すぐに取り出せることを持っていますか?
語彙が豊かな人は、文章がうまい。語彙が豊かな人が豊かな人生を歩む。
語彙を増やすには筋トレしかない。日々磨き上げていくものです。
三行で撃つ 要約|語彙。まとめ。
語彙を増やすのは簡単。本を読み、辞書を引く。これだけです。
自分のしっくり来る言葉を探すために何度も辞書を引いてみましょう。
自分の気持ちを表す適切な言葉は何か、簡単には分からないはずです。
また「◯◯的」「◯◯化」「◯◯性」の言葉を使わず、他の言葉に言い換えてみるのも訓練になります。
三行で撃つ 要約|文体。まとめ。
文体を持っていないライターは生き残れません。
事象は同じでも、どう書くかはライター次第です。
文体の練習として、
- 主語を変える:わたし、ぼく、おれ
- テーマを変える:映画のこと書いていたなら、音楽や芸術に変えてみる
- 主義を変える:いままで興味をもたなかったことに、目を向けてみる
- 主体を変える:キャラを変えてみる
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三行で撃つ 要約|企画。まとめ。
誰でも発信できる時代です。
何を書くか迷うこともあります。何を書くべきか、よりも、何が書けるかに注目します。
自分にしか書けないもの、それは「感情」です。
三行で撃つ 要約|ナラティブ。まとめ。
映画でも本でも最近感動したものを誰かに語ってみる。何に感動したのか「語る」のは意外と難しいものです。
何が面白かったのか、なぜ感動したのか、具体的に言語化されないことがほとんどです。
三行で撃つ 要約|スピード感。まとめ。
リズム感をつけるために、
- ダブリを削る:同じ名詞を何度も使わない
- 椅子はXX、その椅子はXXX、さらに椅子はXXX
- 文を分ける:2つに分けられる文は分ける
- 短文が続くと単調になるので、ほどよく長文を差し込む
三行で撃つ 要約|リズム感。まとめ。
リズム感を得るために、落語、浪曲、談話、小説、詩を片っ端から見聞きしましょう。
話し言葉では「間」を大事にします。文章で「間」を表すために、句読点、括弧、改行、一行空けを駆使します。
- 句読点:息継ぎするタイミングに入れる
- カギ括弧:「」は引用、単語の場合はいわば◯◯の意味になる。””は本当はそうではないことにつける(偽の"◯◯")
- 改行:論理が変わるとき使う
三行で撃つ 要約|グルーヴ感。まとめ。
グルーヴ感とは何でしょうか?グルーヴとは「溝」のことです。
レコードの表面に彫ってある溝に、レコード針がはまって音楽が流れだし、体が勝手に動き出す。
そんなグルーヴが文章にも必要です。
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三行で撃つ 要約|意見や助言。まとめ。
自分は世界で一番文章が下手。常にそう思っている。
出された注文(修正依頼)は、いくらでも受ける。そして、注文通りには変えず、注文の上をいく。
新しい表現を常に探します。
三行で撃つ 要約|時間管理・執筆環境。まとめ。
長い連載であれば、時間とともに辛くなります。
だから、書く時間を決めます。◯時から◯時は、どこで書く、と決めるのです。
一行も書けなくても、机に向かい書こうとする、これが大事です。
また「書く」と「読む」はセットです。「日本文学」「海外文学」「社会科学あるいは自然科学」「詩集」は毎日読みましょう。
三行で撃つ 要約|書棚整理術。まとめ。
まずは本を1000冊読みましょう。
本は平積みせず、本棚に背表紙が見える状態で保管します。
背表紙が見えない本は本ではない。
また、本は気になった内容や語彙、文体に線を引き、重要なページの端を折っていきます。
線を引いた場所を見ることで自分が何を大事にしているかが分かります。
三行で撃つ 要約|文章、とは。まとめ。
文章を書くとは、表現者になることです。
表現者とは面白い人のこと。面白いことを書くのがライター。
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