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【要約】貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!|本のまとめ。

次の方を対象にしています!


貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!」 を参考に説明します。


「お金のお守り本」とも呼ばれています。この本の特徴は漫画になっているところです。漫画を読みながらお金について学べるので、書籍が苦手な人にもおすすめです。


参考: 貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!

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お金のお守り本 要約|貯金じゃお金を守れない?まとめ

年金には「国民年金」と「厚生年金」の2つがあります。会社員は「国民年金」「厚生年金」どちらも入っていて2階建て(月約15万)と呼ばれているのに対して、フリーランスは「国民年金」だけなので1階建て(月約5万)と呼ばれます。


そして老後の2000万円問題というのがありますが、これは政府が出した計算での結果であり、全員が当てはまるとは限りません。


夫婦で年金が月20.5万円もらえたとして、生活費が26万だった場合、5.5万円足りない。それが死ぬまで続いた場合に2000万足りないというもの。


人によっては贅沢をして2000万以上足りない場合もあれば、節約して暮らしている人なら年金だけで足りる場合もあります。


大事なのは自分の生活でどのくらい必要なのか知ることにあります。


また貯金だけしていてもいけません。なぜならお金の価値は下がっていくからです。お金の価値が下がるとはどういうことか?


昔アイスが100円だったのに、今は130円なんてことがあります。自動販売機のジュースの値段が上がっていたりしますよね?これは物の値段が上がっているためです。


日本は政府が毎年2%の物価上昇を目指しています。インフラともいいます。そのため今後も物の値段は上がっていくのです。つまり、お金の価値が下がっていることを意味します。


貯金が300万あったとして、現在1台の車が買えたとします。貯金を使わずに10年後に同じ車を買おうとしたらインフレにより400万になっているかもしれません。持っているお金は同じなのに物が買えないのです。


お金のお守り本 要約|税金と保険でお金を守る!まとめ

無駄遣いをやめてもお金は減っていきます。生きているだけで税金と社会保険がかかるからです。

  • 税金:国や地方自治体に対して法律のもとで支払わなければならないお金
  • 社会保険:年金、医療、介護など公的な保険のために支払わなければならないお金


社会人なら源泉徴収票に掛かった税金が書かれています。源泉徴収は会社が従業員の税金を給料から天引きして払ってくれるシステムです。


そして税金を払う理由は交番やゴミ収集などいろんなサービスを安く、または無料で受けられるようにするためなのです。


税金は主に2つあります。

  • 所得税:1年間稼いだ所得に対して国に支払うお金(累進課税で5〜45%)
  • 住民税:自分が住んでいる都道府県&市区町村に支払う税金(一律10%)


会社員の節税ポイントは所得控除です。「給与 - 給与所得控除 - 所得控除 = 課税所得」となっていて、個人で節税できるのは所得控除になります。


次のようなものがあります。


人に関する控除「基礎控除、扶養控除、配偶者控除、配偶者特別控除、障害者控除、勤労学生控除、寡婦控除」。生活に関する控除「社会保険料控除、生命保険料控除、地震保険料控除、小規模企業共済等掛金控除、医療費控除、寄付金控除、雑損控除」


また日本は累進課税になっているので所得が多いほど税金が引かれます。195万以下は5%、195万〜330万以下は10%。ここで間違われやすいのは年収300万の人は10%取られるわけではなくて、195万までが5%取られ、195〜300万までの105万分が10%となります。


そして税金を払っているならお得な制度があります。それが「ふるさと納税」。ふるさと納税は自分が住む地方自治体に払う税金を一部を好きな地域の地方自治体に払える制度で、お返しとして返礼品をもらえます。


次は社会保険です。主に「医療保険、年金保険、介護保険、労働保険」があります。たとえばケガをして入院しても、医療費のとほんどが戻ってきます。それは医療保険があるおかげです。



日本は保険が充実しているので、民間の保険には入らなくても良い場合が多いのです。

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お金のお守り本 要約|投資でお金を守る!まとめ

貯金していてもインフレでお金の価値が下がってしまうことが分かりました。なので投資がおすすめ。


実は日本でも全員投資をしています。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)というのがあり、年金は投資によって運用されているのです。そして現在95兆円もの金額の利益が生まれています。


国民から集めた年金だけでは足りなくなる場合を考えて投資で増やしてくれているのです。これは国としても貯蓄しているだけではお金が増えないことを分かっているので投資に回しているのです。


国も投資を推奨しているようなものです。


お金を増やすには2種類あります。資産所得という自分の資産を元にお金を増やしていく方法と、労働所得の自分の時間と労力を使ってお金を得る方法です。


ピケティというフランスの経済学者はデータを分析した結果「資本収益率5%(資産所得)>経済成長率2%(給料)」ということが分かり、資産所得をした多くした方が良いことが分かりました。


そして株式投資は5〜7%の利回りです。また税金面でも株式投資の方が良いです。なぜなら給料は累進課税+住民税で給料の最大55%が税金で取られますが、株式は一律20%と決まっています。


なので税金面でも投資が良く、利回りは5%を目指すと良いのです。利回りの計算は難しいので「72の法則」があります。


72 ÷ 利回りの数字で2倍になる年数を求められます。利回り6%なら、72 ÷ 6 = 12年となります。


ここで抑えておきたいのが投資であり節税効果もあるiDeCoと積立ニーサです。どうちらも結局は投資です。次の章で紹介します!

お金のお守り本 要約|投資信託。まとめ

利回り5%を目指す場合は、投資信託がおすすめ。


貯金は利回り0.001〜0.2%程度。債権は0.1〜4.2%程度。株式は2.2〜6.1%程度です。投資の神様のウォーレン・バフェットは20%と言われています。


利回りが大きいということはリスクも大きいことを意味します。そこで投資信託の出番です。


たとえばiPhoneを販売しているアップルの株を買って、株価が上がったらお金は増えるし、もしアップルが倒産したら株は0円になります。これは1社だけだからリスクがあるのです。


たくさんの会社にちょっとずつ投資したらどうでしょうか?Amazonにちょっと、アップルにちょっと、Googleにちょっとと分散すればリスクを減らせます。このような株の詰め合わせが投資信託なんです。投資信託を運用する会社が、いろんな会社の株を買って運用してくれるのです。


ちなみに株式は株式会社が発行する証券のことで、証券とは会社に出資したことを証明するものです。その会社に対してお金を出して応援しましたよ!という証のようなものです。


投資信託という株式の詰め合わせも色々なセットがあります。「日本株だけを集めたもの」「アメリカ株だけを集めたもの」「世界中の株を集めたもの」などなど。


これらを買うためには「証券口座」が必要です。


株に関連するワード

  • 日経平均株価:東証プライムに上場している企業のうち、選ばれし255社の平均株価
  • TOPIX:東証プライムに上場している、すべての企業の株価の動向を反映する指数
  • NYダウ:アメリカで上場している企業のうち、選ばれし30社の平均株価
  • ナスダック総合指数:アメリカの新興企業を中心とした株価の動向を反映する指数
  • S&P500:アメリカで上場している企業のうち、選ばれし500社の株価の動向を反映する指数


投資信託はこれらの指数に連動する詰め合わせもあります。


またアクティブ型とインデックス型があり、インデックス型はプロが指数に基づいて機械的に選んで、指数に合うように投資する方法です。アクティブ型はプロがリサーチしてインデックスよりも大きいリターンを目指すものです。アクティブ型の方が良さそうに見えますが、手数料が高かったり結局インデックス型より成績が悪かったりするため、初心者はインデックス型を選びましょう。


現在は日本よりもアメリカの方が成長しています。そのため利益を目指すならアメリカに投資する方が有利です。そして長期15年以上で積み立てるとプラスになることが多いでしょう。

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お金のお守り本 要約|つみたてNISA。まとめ

基本情報は次の通りです。ただし、今後ルールは変わっていくため2022時点のものです。

  • 毎月一定額のインデックス投資
  • 商品ラインナップは金融庁の基準をクリアした投資信託
  • 運用益が20年間非課税
  • 限度額は年間40万
  • 投資可能期間は2018〜2037年
  • 非課税限度額の40万は繰り越せない

口座開設は次のようなところで行なえますが、商品数に違いがあります。

  • 楽天証券・SBI証券:約170本
  • マネックス証券:約150本
  • 大和証券:約20本
  • 野村證券:約7本
  • みずほ銀行:約5本
  • ゆうちょ銀行:約9本
  • 三菱UFJ銀行:約12本

おすすめは楽天銀行かSBI証券です。おすすめの投資信託は次のとおり。

  • eMAXIS Slim米国株式:S&P500に連動していて手数料も安い
  • 楽天・全米株式インデックスファンド:アメリカの全株式に連動
  • eMAXIS Slim全世界:日本を含む全世界3000社に投資。手数料も安い
  • 楽天・全世界株式インデックスファンド:日本を含む世界8000社に投資
  • eMAXIS Slimバランス:株式+債権+不動産に投資

お金のお守り本 要約|iDeCo。まとめ

基本情報は次の通りです。ただし、今後ルールは変わっていくため2022時点のものです。

  • 証券口座の中のiDeCo口座でインデックス投資ができる
  • 毎月積み立てる金額を「掛金」と呼ぶ
  • 掛金は全額所得控除になる(所得税と住民税が安くなる)
  • 投資の利益にかかる税金も非課税(積立ニーサは20年間)
  • 月5000円から始められる
  • 60歳まで引き出せない
  • 引き出し方は一括か分割


60歳まで引き出せないのがネックであり、それが嫌なら積立ニーサが良いです。またフリーランスは会社員よりも掛金を多くできます。


控除するには年末調整か確定申告が必要なので忘れないようにしましょう。


受け取り方は一括と分割がありますが、一括の受け取りがおすすめです。なぜなら退職所得控除が使えるからです。退職金として受け取ることで節税できます。ただし会社からの退職金が多い場合は、控除の上限に達してしまうかもしれないため、その場合は、一括と分割を併用して節税効果が大きいパターンを選びましょう。

お金のお守り本 要約|日常に潜む罠からお金を守る。まとめ

投資の知識がつきはじめたときが詐欺にあいやすいので注意しましょう。

  • 相場を知りましょう。利回りは多くても5%。投資の神様でも20%。それ以上の利回りは詐欺の可能性が高い
  • あたなだけの特別は存在しない。おいしい話が来ることはない。
  • ポンジスキームに気をつける。詐欺の9割がポンジ・スキーム。人からお金を集めて、そのお金で他の人に分配する詐欺。
  • 「新築ワンルームマンションの投資」「銀行などの窓口ですすめられる投資商品」「毎月分配型の投資」は無視してOK
  • 初心者は手を出さない方が良いのは「FX」「不動産投資」「暗号資産(仮想通貨)」

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  • この記事を書いた人

おやすみドリー

本の要約をする人 | 年間100冊は本を読む | Audible(オーディオブック)、kindle(電子書籍)など読書方法を紹介 | 良い本をたくさんの人に届けたい | ビジネス書・マーケティング・自己啓発・小説を幅広くインプット | ビジネス関連・忘れない読書方法・文章の書き方なども発信中

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