
次の方を対象にしています!
- 書籍「スタンフォード式 人生デザイン講座」の内容が知りたい
- 人生を見つめ直したい
- やりたいことを見つけたい
- 人生の設計方法が知りたい
自分の夢があって、それに一直線に目指せている人もいます。しかし、みんながみんな、そういう人ではありません。
迷いながら人生という道を進んでいます。
自分は何がしたいのか、これから何をしようか、迷ったときに助けになる一冊です。
書籍「スタンフォード式 人生デザイン講座」の内容を紹介します。
ブログや本を読むのが面倒な方は、聞き流せるAudibleがオススメ!無料で体験できます!
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スタンフォード式 人生デザイン講座:ライフデザインとは
ライフデザインにより、人生やキャリア、進路選択に新たなアイデアを思いつく能力を高めます。
次のような考え方でをして行き詰まっている人がいるのではないでしょうか。
就職

大学で建築を学んだから建築士になる。でも、建築が好きなのか自分では分からない。建築士になる理由は専攻しているから。
アメリカの大学生で専攻に関係した仕事に就く人は27%だそうです。
ほとんどの方が専攻に関係のない仕事に就くそうです。なので親が学費払っているから、建築を専攻しているからという事が気になるかもしれませんが、自分のために専攻を気にせず自分に合った仕事を探してみましょう!自分に合う仕事は人生デザインを使って見つけていきましょう!
仕事

一流の大学を出て一流の企業に勤めたら幸せになれると思っていたのに、勤めてみたら毎日楽しくない。
本当の幸せは自分にあった人生をデザインすることで得られます。つまらないと感じたのは大事です。
その仕事があっていないことに気づけたのですから。
セカンドキャリア

もう年をとってしまい、今から何か新しいことをはじめても遅いと思っています。
大丈夫です。人生のデザインに手遅れなんてありません!
このような事で悩んでいる方は読み進めてください。本には次のように書かれています。
人生を完璧に計画することなんて不可能。人生に唯一の正解なんてない。だからこそ人生はおもしろい。
ライフデザインは前進の道です。
デザイナーは世の中に未だ無いものを想像し、作っています。人生のデザインも同じです。
この先どうなるか分からない世界を想像し、自分で作っていくことで人生が変わります。
スタンフォード式 人生デザイン講座:ライフデザインのマインドセット
人生デザインには 5つのマインドセットがあります。
- 好奇心
- 行動主義
- 視点の転換
- 認識
- 過激なコラボレーション
好奇心
世の中のモノが新鮮に見え、もっと調べてみたいと思うようになります。
行動主義
イスに座りずっと考えるのではなく、とにかく行動してみることです。試すことで道が見えます。もちろん途中で考えが変わっても良いです。
視点の転換
問題に詰まりそうになったら別の視点で考えてみましょう。
認識
「人生はプロセスだと理解する」です。目的地の無い旅だと思って道中に目を向けましょう。
過激なコラボレーション
人の助けを借りることです。ひとり家で考えてもiPhoneは生まれなかったと考えます。仲間と話し合うことで色々なモノが生まれます。
上記マインドセットを持って試行錯誤することで本当の自分に気づくことができます。
実践するといろんな場面に変化が現れます。
人生の道中(プロセス)を楽しむことができるようになります。
人制デザイン講座はそれを手助けするツールです。
スタンフォード式 人生デザイン講座:ライフデザインにおける情熱とは
多くの人が「情熱」を見つけようと思いこんでいます。
しかし、ほとんどの人は情熱など知らないのです。
スタンフォード大学青年期センター所長の調査によると12歳から26歳までの人で今後の進路やビジョンが明確な人は20%でした。つまり80%の人は情熱の対象を分かっていないのです。
例えば適職診断で「あたなに向いているのはパイロットです」と言われたとしてもすぐに行動に移す人は少ないでしょう。
向いていても情熱を持てるかは別だからです。
試行錯誤する中で、自分の好きなことを知り、続けていくことで上達し、それが情熱に変わります。
つまり情熱は後からやってくるのです。
情熱は1つである必要はありません。好きなことはいくつあっても構いません。
人生をデザインをするにあたり情熱をもっている必要はありません。
前進するための道をつくり、道を進んでいく過程で情熱に出会えるのです。
スタンフォード式 人生デザイン講座:理想のライフデザインとは
次の3つの要素が全部含まれていれば理想に近づきます。
- あなたの人間性
- あなたの考え方
- あなたの行動
これが揃うことで自分の芯ができます。
何を聞かれても即答できるようになります。
以前ブログに書いた原体験ドリブンでも同じようなことが書いてありました。
自分の芯を持つ(見つける)ことが重要ということです。
スタンフォード式 人生デザイン講座:自己理解ワーク
それでは「本当の自分」を知る方法をみていきましょう。
本当の自分を知るために現状の問題点を考えます。
「あなたの今いる場所は?」「解決しようとしている人生の問題は?」
自分の問題を発見するのはとても難しいです。
多くの人は「なぜ上手くいっているのか、なぜ上手くいかないのか」を深く理解していません。
理解していないため、漠然と不安をかかえている人もいます。
対処できない問題(重力問題)は問題として扱わない
- 地球の重力が重いのでどうにかしたい。どうすれば良いのでしょうか?
- 家族経営の会社に勤めているので幹部になれません。どうすれば良いのでしょうか?
- 今20歳ですが小学生に戻りたいです。どうすれば良いでしょうか?
これは状況であり、環境であり、自分ですぐに対処できません。
自分で対処できない問題に取り組んでも解決せずに時間だけを消費してしまうので、取り組まないようにしましょう。
解決の出来るイメージを持つことが重要です。
次に問題発見の方法をご紹介します。
ワーク・ライフ・バランスの4つの分野
次の4つの状況を考えてみましょう。
- 健康:心(感情)、体(肉体)、精神(メンタル)の健康すべてを表します。
- 仕事:あなたが今しているすべての社会貢献のことです。ボランティア、副業などすべて含めます。
- 遊び:仕事でも仕事以外でもやっていて楽しいことのことです。
- 愛:親、友人、同僚、恋人などさまざまです。全部を含めて考えて下さい。
グラフにする
「健康・仕事・遊び・愛」のグラフを作ります。
左端を0とし、右端(最大値)を100 とした場合、あなたの満足度はどの程度でしょうか。

それぞれの数値を見て「なぜ」その値にしたのかを言葉にしてください。
例えば、仕事が 70 なら、「なぜ 70 なのか」「残りの 30 は何が足りないのか」
100(満タン)でないものは何かしらの問題が発見できると思います。
問題に対して「対処できる問題なのか」「対処できない問題か(重力問題)」を切り分けます。
まとめ
- 「仕事、遊び、愛、健康」の4つの分野に点数をつける
- 対処したい問題を考える(「なぜ100ではないのか」を考える)
- 問題は自分の行動で解決が可能かを考える
自分が扱うべき問題が分かったでしょうか。
次に人生のコンパス(方向性)を決めていきます。
スタンフォード式 人生デザイン講座:自己理解を深めるため人生のコンパスを作る
仕事観と人生観を考えてみましょう。
なぜ仕事観と人生観を考えるかというと人は気づかないうちに誰かの人生を歩いている場合があります。
例えば、会社の社長が「日本一の飲食店にしたい」というから、自分はそれを実現させるために働いている。
これは社長(他人)の人生を自分が歩いていることになります。もちろん、それでも良いのですが本記事は「今の状況を変えたい人」を対象にしています。
人の夢を追いかけるのではなく自分の足で歩くために自分を振り返ってみましょう!
仕事観
どういう仕事がしたいかではなく、なぜ仕事をするのか。を中心に次の質問を考えてみてください。
- なぜ仕事をするのか?
- あなたにとっての仕事の意味は?
- 良い仕事や価値ある仕事とは?
- お金と仕事の関係は?
- 経験、成長、充足感の関係は?
人生観
- 人生に意味を与えているものは何か?
- 人生に生きがいや価値を与えているものは?
- お金、名声、目標達成は満足できる人生とどう関わっているか?
- 経験・成長・充足感はあなたの人生にとってどれくらい重要か?
上記の質問はあくまで例です。
仕事観、人生観を自分なりに考えた質問で大丈夫です。
次に仕事観、人生観の回答を見比べます。
仕事観と人生観を見比べる
- 「仕事観、人生観」は、どの部分を補っているか?
- 「仕事観、人生観」は、どの部分が違っているか?
- 「仕事観、人生観」に因果関係はあるか?
見比べると仕事観、人生観のどちらかを修正することになると思います。
例えば、人生観が「介護をもっと普及させたい」に対して今働いているのが全く関係のない「スーパーの店長」だったとしたら自分の軸と行動が違っています。
なんとなく分かってはいる方も言葉することで明確になりので書き出してみましょう。
スタンフォード式 人生デザイン講座:夢中になる方法とは
今の仕事は楽しいですか?
「いいえ」と答えた人の中には「お金のために働いている。だから仕事はたのしくなくて当たり前」と思う人もいるのではないでしょうか。
自分の中の「楽しさ」に気づけたら人生を変えられるかもれません。
夢中(熱中)状態、を「フロー現象」「ゾーンに入っている」とも言います。
時間があっという間に過ぎていたり、物事に没入していたり、高揚感を覚えたり。
自分がどこにエネルギーを使い、いつ夢中になっているか把握してみましょう。
熱中するエネルギーが分かるとあなたの方向性が見えてきます。必ずしも1つの方向とは限りません!
グッドタイム日誌
毎日の行動を記録し考察してみましょう!
自分のグッドタイムを見つけるグッドタイム日誌です。
0〜100で「どのくらい熱中しているか」「どのくらいエネルギーを使うか」を記録します。
例えば次のような感じ。
定例会議
- 熱中:20
- エネルギー:40
- 考察:毎回同じような内容で疲れる。
プレゼン資料作り
- 熱中:70
- エネルギー:70
- 考察:一人で集中して作業しているのが楽しい。見栄えが整うと気持ちが高まる。資料作りを上手になりたい。
メール返信
- 熱中:10
- エネルギー:30
- 考察:営業メールが多く、見るのも返信するのも面白くない。
ランニング
- 熱中:60
- エネルギー:90
- 考察:毎日10キロ走ると気持ちよく、ぐっすり寝れる。
毎日、行動記録すると何に熱中しているのか可視化することができます。
慣れてきたら深堀りします。
例えば「10キロ走るのが気持ち良いのはなぜか?」の問に対して、次のことを感じるかもしれません。
- 仕事で疲れた頭を空っぽにできるのでリラックスになる
- 汗をかいてデトックスできる
- ダイエットにつながっている
- 10キロ走ると達成感を感じれる
スタンフォード式 人生デザイン講座:夢中を見つけるためのAEIOUメソッド
行動の深堀りが苦手な人は、AEIOUメソッドを使ってみてください。
Activity(活動)
各活動での自分の役割は何か(リーダー、参加者)?どのような形式かチームや個人?自分が自由に活動できるのか?
Environment(環境)
活動したときはどんな場所だったか、その場所はあなたをどんな気分にさせたか。
Interaction(やりとり)
誰とやりとりをしたか?人間か機械か?正式なやりとりか?
Object(モノ)
ノートやiPadやパソコンなどモノを使ったか?そのときあなたの気分はどうだったか?
User(人)
他に人はいたか?その場にいた人はあなたにとってプラスだったか?マイナスだったか?
この5つを使って自分の気持ちを整理してみましょう。
筆者のブログの場合
- 活動:自分一人で自由に活動している。
- 環境:自宅。音楽をかけリラックス状態で作業できる。
- やりとり:個人作業のため、やりとりはしていない。
- モノ:ノートパソコンを使っている。どこにでも持ち運べるので快適。思ったことを書けるので頭が整理されスッキリする。
- 人:周りに人はいない。
分かることは一人モクモクと作業することが好き。誰かに言われるわけでなく自分から考えて行動することが向いている。
これらが熱中につながっていると考える。
人生は旅です。道中を楽しめるよう自分を理解していきましょう!
スタンフォード式 人生デザイン講座:人生設計をシミレーションしてみよう!
あなたには無限の人生プランがあります。
例えば、「ケーキ屋になる人生」「美容師になってから転職してプログラマになる人生」「学校を途中でやめて企業する人生」「写真家になる人生」どれもあり得える人生です。途中で方向を変えても大丈夫。そのための人生デザイン講座です。
「親の会社を継ぐ」or「美容師になる」の人生プランがあった場合にどちらが「正解」なのか?と考えがちですが、どちらを選んでも「毎日楽しい!」可能性もあります。
大切なことは「試す」ことです。まず、やってみて判断しましょう!
あなたの前には、いくつもの楽しい人生プランがあり、その中から一つを選び「次に進む道」を決めれば良いのです!
スタンフォード式 人生デザイン講座:3通りの人生設計をシミュレーション
「冒険(オデッセイ)プラン」という演習があります。
今後 5年間の人生設計を 3通り考えてみましょう。
- プラン 1:現状のプラン(今のまま進んだら未来はどうなる?)
- プラン 2:プラン 1 がダメになった場合のプラン(明日仕事や学校がなくなったら未来はどうなる?)
- プラン 3:お金や世間体を無視するとした場合のプラン(何不自由なく生活できたとしたら未来はどうなる?)
注意点は、仕事、プライベートどちらもプランに入れ 3通りのプランは全く違うものにしましょう。
書き方
- 時系列で 5年間をあらわす
- 短いタイトルを付ける
- 次の4つの項目を0〜100(最大値)であらわす
- 資源:距離、時間、お金
- 興奮度:あなたにとってその人生はどのくらい望ましいか
- 自信:あなた自身がその人生を送れると思うか
- 一貫性:その人生があなたの人生観、仕事観と一致するか
プラン1:現状プラン(例)
- タイトル:飲食店物語
- 資源:60 / 興奮:10 / 自信:60 / 一貫性:10

疑問点
- このプランに魅力を感じられるか?楽しそうか?
- 好きかわからない仕事で店長まで昇格できるか?
- 結婚できるか?
プラン2:プラン1がダメだった場合のプラン(例)
- タイトル:ブログ、YOUTUBEデビューの道
- 資源:20 / 興奮:90 / 自信:30 / 一貫性:70

疑問点
- ブログやYOUTUBEの人気がでるか?
- 書籍を出すことができるか?
- 収入が不安定だが大丈夫か?
プラン3:お金や世間体を無視するとした場合のプラン(例)
- タイトル:世界を旅しながらカフェ運営を目指す
- 資源:30 / 興奮:100 / 自信:20 / 一貫性:80

疑問点
- 資金繰りはできるか?
- 企業する覚悟があるか?
- 家族とあまり会わなくても良いか?
3通りの中でどれがワクワクするか見えてきましたか?
次に各プランの疑問をどうすれば解決するか考えましょう。
例えば、精通した人にインタビューしたり、実際に体験してみます。
自分の人生プランは待っているだけでは始まりません。
少し勇気を出して行動したら人生も変わり始めます。
スタンフォード式 人生デザイン講座:人生設計を通して幸せを選びとる
人生に選択肢があった場合、「正解」を選ぼうとしますが「正解」はありません。
あるのは「正しい選び方」です。
選択のプロセス
次のプロセスで選択してみましょう。
- 集めて生み出す(第1回〜第4回までのブログの内容。様々な自分の人生プラン)
- 絞り込む(選択肢に疑問があれば、集めて生み出すところに戻ってみましょう)
- 選ぶ(選ぶために各選択肢を試しましょう)
- 断ち切り前に進む(不要なものを断ち切る勇気が必要)
人生設計し、選択することで自分の進むべき方向が見えてきます。
人生設計することは簡単なことではありません。でも一度きりの自分の人生なので楽しく過ごしたいですよね。
この機会に真剣に考えてみるのも良いと思います。