
次の方を対象にしています!
- 書籍「自分の意見で生きていこう」の内容が知りたい
- 同調圧力に負けず自分の意見をいいたい人
- 意見と反応の違いを知りたい人
これからの時代を生き抜いていくために必要なのは「論理思考」「マーケティング感覚」「生産性」そして「自分の意見をもつ」ことです。
自分がどう考えているかに正解や間違えはありません。それなのに自分の意見を言えない人がいます。しかし、これからの時代、自分の意見を言うことが大事になってきます。
流れ作業がAIに奪われたとしても、人の思考はAIには奪われません。だからこそ考えられるようになる必要があるのです。
「自分の意見で生きていこう」を紹介します。
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目次
自分の意見で生きていこう|意見とはなにか?なぜ必要なのか?。まとめ。
世の中には「正解のあるもの」と「正解のないもの」に分かれます。正解があるものは「2 + 2 = 4」のように答えがあるものです。この計算では4以外は不正解になります。また正解が決まっているため、それに意見を出すことはできません。また分からなければ調べることで解決できます。
「正解のないもの」とは例えば、病気の治療をするときに「リスクがあるけど積極的な治療をするか」「リスクを取らず進行を遅らせる治療するか」などです。こちらは正解がないので、自分で選択する必要があります。医者であってもどちらが良いとは言えません。医者は事実と意見を患者に言うことはできますが「正解 / 不正解」ではありません。あくまで意見なのです。医者が言ったことが必ず正解だと過度に信じ込まないようにしましょう。
正解のないものは、誤答もありません。あるのは自分の意見、Aさんの意見、Bさんの意見のように意見だけです。正解のないものはインターネットで調べても答えはありません。必要なのは自分で考えることです。
あなたが問題にぶつかったときは、まず「正解のある問題か」「正解のない問題か」で切り分けましょう。正解があるなら「調べる」、正解がないなら「考える」の切り分けです。ここを見誤ると正解がないのに調べ続けるような事が起きます。
自分の意見で生きていこう|反応だけではダメな理由。まとめ。
反応とはテレビを見ていて「すごい」「こんなのあるんだー」と言ったものです。ただ普段生活していると意見なのか、反応なのか分からなくなるときがあります。意見と反応を区別するのに大事なのが「ポジション」です。自分がどの立場(ポジション)から意見するのか明確にすることです。
たとえば、サービス開発で問題が起きたときに開発会社とクライアントで揉めたとします。その場合次の表のようなポジションが存在します。
開発会社に責任がある / クライアントに責任がある | 開発会社に責任がある / クライアントに責任がない |
開発会社に責任がない / クライアントに責任がある | 開発会社に責任がない / クライアントに責任がない |
上記のうち自分が考えはどれなのかをハッキリさせることがポジションを明らかにすることです。ポジションをハッキリさせない場合はただの反応であり、意見ではありません。こう見てみるとSNSでは反応している人が多くいることに気が付きます。ツイートに反応や反対するのは悪いことではありませんが、もし反対するのであれば意見も言った方が筋が通ります。
また反応するだけなら考えなくていいので、とても簡単です。考える人になるには「意見」を言えるようになる必要があります。たとえばSNSで意見を言えるようになるとフォロワーが集まります。逆に反応しかしない人にはフォロワーは集まりません。私達は無意識のうちに意見を発信しているアカウントに惹かれるのです。
注意してほしいのは、その意見は本当に自分の頭で考えたことか?です。他の人が言っていたことをただ言っていたりしないか確認しましょう。
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自分の意見で生きていこう|SNS時代に自分を創る。まとめ。
今の時代SNSを使っている人も多いと思います。そこで大事なのは誰かのツイートに反応することではなく、自分のホームベースでつぶやくことです。そうすることで自分がどのような人間が周りにわかってもらえます。自分のキャラクターをわかってもらえるとフォロワーが増えたりします。
例えばYOUTUBE、Facebook、Twitterなどバラバラにコメントを残しても自分を他の人に認知してもらうのは難しいです。それよりもホームベースを1つ決め、YOUTUBEを見て思ったことはTwitterに投稿する、Twitterのツイートで感じたことは引用リツイートする、Facebookの記事もTwitterで共有する、のように集約することで何に関心がある人なのかわかってもらえます。
またSNSだと失礼なことを言ってしまう人がいます。女優の悪口をつぶやいたとして、あなたは本人が目の前にいたら同じことを言えるでしょうか?リアル世界なら言えないことをSNSなら平気で言えてしまうのはおかしなことです。リアルもSNSも同じように扱うのが大事です。リアルで言えないことは言わない。
ネットでの発言ポイント
- カッコつけず、ありのままを表現する
- リアルで言えないことはネットでも言わない
- 発信するホームベースを決める
- 自分にあった表現方法を見つけて、途中経過も含めて発信する
自分の意見で生きていこう|生きづらさから脱却しよう。まとめ。
商品のレビューでは自分の意見を言えばいいのに、他の人の意見に忖度してしまう場合があります。「私には役に立ったけど、知っている人からすると普通の内容です」など、単に自分の意見を言えばいいのに周りを気にするあまり言えなくなっているのです。意見には正解も不正解もありません、自分の考えなのですから、そのまま伝えればいいのです。
学校でも「いい子」というワードが気になります。どのような子が「いい子」なのかは人それぞれなのに、周りに合わせている子が「いい子」だったり、勝手に価値観を押し付けられている場面があります。勉強ができなくても、運動ができなくても、ピアノだけは得意かもしれない。なのに学校では勉強や運動ができないと「ダメな子」として扱われてしまうケースもあります。正解がないものに対して、無理やり正解があるようにさせています。
自分の意見をはっきりさせるためにも自我を確立させることが大事です。自我が確立すれば意見を聞きたい人も増え、次第に承認欲求も満たされます。
承認欲求が充足するステップ
- 日常で気になったことを自分だけのメモ帳に書き込む
- メモを見て自分がどのような人間なのか理解する
- ありのままの自分を自分で肯定する
- 自分の意見を開示して自分という人格を外部からも承認してもらう
自分の意見で生きていこう|リーダーシップの最初の一歩。まとめ。
家族から「今日のご飯何にする?」と聞かれたときに「なんでもいいよ」と答えると相手が頭にくることがあります。なぜでしょうか?
これは自分の意見を言わないからです。つまり「私は考えることを放棄しました」と言っているようなものなので相手が不快になるのです。「考えない」という態度によりコミュニケーションができなくなっているのです。家族に限らずなにかのコミュニティに所属しているのであれば自分の意見をいうことが、とても重要になってきます。
これは会議でも同じです。求められているのは意見であり、反応ではありません。常に当事者意識を持って自分の意見を言えるように準備しておきましょう。
自分の意見で生きていこう|練習。まとめ。
自分の意見を言えるようになる練習です。4ステップあります。
承認欲求が充足するステップ
- レベルをチェックする
- ムリにでも意見を言い切る
- 自分で自分に突っ込む
- 言語化する
まずはステップ1は「レベルチェック」です。問われた問題に対して考えたことを言語化します。書き終わったあとに読み返して、意見が明確に出せたか○と✗と付けてみます。重要なのは読み飛ばさず、意見が言えない箇所も把握することです。またいつまでも考えてしまうので考える時間も決めましょう。そして他人の意見を調べないことです。どうしても調べたいときは調べる項目を考えます。何を調べれば自分の意見が述べられるようになるのかを考えます。
次のステップ2は「ムリにでも意見を言い切る」です。最初は間違っているかもしれない、他の人から突っ込まれるかもしれない、と怖さがあるかもしれませんが次第に慣れます。意見に限らず何だって最初は怖いものです。しなし慣れてしまえば怖さはいずれ消えます。自転車の乗り方や、泳ぎ方に似ています。慣れてしまえば、どうってことないのです。
ステップ3は「自分で自分で突っ込む」です。なにかを言えば必ず反論はあります。自分の意見に自分で突っ込み、事前に反論にどう答えるか準備します。自分で反論しているうちに意見が変わることもあります。そのときの考えたことなので意見は変えても問題ありません。
最後のステップ4は「言語化する」です。自分の考えが明確になったら言語化します。映画を見た時「すごい」としか言えないのであれば自分の意見を他の人に伝えることはできません。何が面白いのか突き詰める必要があります。これにより自分はどの部分に感動し、自分はどのようなのが好きなのか自分自身もより見えてきます。
参考:自分の意見で生きていこう
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