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【要約】最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン |本のまとめ。

次の方を対象にしています!


仮想通貨(暗号資産)について総合的に知りたい時に「最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」はぴったりな一冊です。


ビットコインの仕組みや歴史、現在の取り組みなど幅広くわかります。


これから仮想通貨を知りたい人はもちろん、すでに仮想通貨売買をしているけど仕組みを知らない人など多くの人の助けになります。


最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」の要約を紹介します。

参考:最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン


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いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン。要約|ビットコインとは何か?まとめ

ビットコインには6つの顔(特徴)があります。

  • 実態を持たないバーチャルなお金(1万円札のような実態はない)
  • 電子データ(Suicaのように電子でのデータ)
  • 特定の国に属さない(世界共通のお金)
  • みんなで運用している(ビットコインのネットワークに参加している人で運用している。特定の企業が運営しているわけではない)
  • 暗号を解く鍵がなければ送金できない(電子署名により本人に無断で送金できない仕組みになっている)
  • 投資(通貨の側面もあるが値段が増減するため投資の側面もある)



次にビットコインを手に入れる方法は次の5種類です。

  • コインチェックなどの取引所で国の通貨と交換する
  • 誰から送ってもらう
  • ポイントと交換する(楽天ポイントやTポイントをビットコインに変えることができる)
  • マイニングする(ビットコインの取引の計算を手伝うとビットコインが報酬としてもらえる)
  • 所持しているビットコインを貸し出して利子としてビットコインをもらう



ビットコインの価格は上がったり下がったりしますが、これは株と同じように売りたい人と買いたい人のマッチングで決まります。


1ビットコインを「110万で売りたい人」と「100万で買いたい人」では売買が成立せず、「100万で売りたい人」と「100万で買いたい人」のように条件が揃ったときに売買できます。そのため買いたい人が多ければ値段は上がっていきますし、売りたい人が多ければ値段は下がっていきます


またビットコインの扱い(レギュレーション)は国により違います。たとえばビットコインが盛り上がっていた中国は政府により仮想通貨の全面禁止になりました。そんな中、エルサルバドルではビットコインが法定通貨になりました。このように国により対応はさまざまです。


さらにビットコインの賛否を分ける原因として環境問題があります。ビットコインの取引は大量のコンピュータで処理を行っています。つまり電気を大量に消費しています。


電気は、石炭や石油などの化石燃料を燃やして作っていることが多く、世界の脱炭素やSDGsの流れに逆行していると言われることもあります。


電子マネーと仮想通貨の違い

ビットコインと似て非なるものとして電子マネーがあります。Suicaや◯◯Payなどです。


ビットコインとの大きな違いは、電子マネー(Suicaなど)が扱っているものはあくまで「日本円」であることです。日本円をデータ化したものが電子マネーで、日本円として使えます。逆に日本円としてしか使えません。


一方で仮想通貨は、それ自体が通貨です。円やドルと同列にビットコインがあるのです。

いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン。要約|ビットコインの仕組み。まとめ

データでしかないビットコインに価値があるのはいくつかの理由があります。一つは希少性です。


モノに価値が生まれるのは常に希少性です。たまにしか手に入らないものは高い、すぐに手に入るものは安い。


世の中で価値のあるものは昔から「金」です。今でも「金」には価値があります。


「金」に価値がある理由は地球上に存在する数が少なく、限りがあるからです(=希少性が高い)。昔は「金」を持ち有るていましたが、現代で「金」を持ち歩く人はいません。「金」の代わりとなる紙幣などがあるからです。


金と紙幣は等価交換できる仕組みなので価値が認められていました。みんなが価値があると信じているから円やドルは価値があります。信じていなければただの紙です。


また次のことがビットコインの希少性、信頼性を高めています。

  • 送金など取引記録がすべて台帳管理さているので偽造や改変ができない
  • 特定の国にしばられない(法定通貨は政府により増やしたり減らしたりできてしまう)
  • ビットコインは2100万枚までしか発行されない(希少性がある)


存在する枚数が限られていることが「金」に似ていることからビットコインは「デジタル・ゴールド」と呼ばれることもあります。


ビットコインの成り立ちを簡単に紹介します。

  • サトシ・ナカモトが2008年に暗号理論に関するオンラインコミュニティで発表した論文がビットコインの元になっている
  • 論文を元にコミュニティ内で開発されたのがビットコイン
  • 2010年はじめてお金として使われた。ビザ2枚を1万ビットコインと交換(2022年の価値で1万ビットコインは数億円)
  • 運営している企業や国はない。ビットコインの参加者によって成り立っている



ブロックチェーン

ビットコインなどの仮想通貨はブロックチェーンという仕組みの上で動いています。ブロックチェーンはブロックが鎖でつながっているイメージです。


ブロックの中には情報を詰め込むことができます。どのような取引をしたのかをブロックに入れて鎖につなげます。


「Aさんの取引(ブロック1)→Bさんの取引(ブロック2)・・」のようにブロックが連結されていきます。つまりビットコインが始まったときから今日までの全取引の履歴がすべて時系列で順番通りに残っているのです。


また1つの取引のことをトランザクションといいます。取引とは「AさんからBさんに1ビットコインを送った」のような情報です。取引は365日24時間されています。(取引量は https://www.blockchain.com/explorer で見れる)


ビットコインは複数のトランザクションを1つのブロックに詰め込み、チェーンにつなぎ合わせる処理を10分に1回行っています。

  • 手数料を払うことで待ち時間を早めることができる
  • チェーンに繋がれるブロックは増え続けている(2021年の年末では大凡71万のブロックが繋がれている)
  • 1つのサーバーではなく世界中のブロックチェーンに参加している全コンピュータに取引履歴が保存されている
  • 最小0.000000001ビットコインとして扱える


仮想通貨ではマイニングという言葉を良くききます。これはブロックをチェーンをつなぐための承認作業です。安全にチェーンにつなぐためにコンピュータが計算して正しい値を確認できたときに承認されます。誰がやっても良いことになっており一番はやく計算した人がブロックをチェーンにつなぎ、報酬として仮想通貨がもらえます。


この計算をプルーフ・オブ・ワークといいます。


ブロックには64桁のランダムな文字列が付与されます。ブロックを一意に表す「ID」のようなものです。


「ID」にはルールがあります。ランダムな文字列をコンピュータにより生成するのですが、64桁のうち最初の19桁が「0」にするルールがあります。そのため何億回もランダム文字列の生成をして最初の19桁が「0」になる数値を見つけた人がブロックをチェーンにつなげる権利を得ます。何億回もの処理を短時間で行うため高性能のコンピュータと電力が必要になります。(具体的には「直前のブロックのハッシュ値+今回のブロックに含まれる全取引データ+任意の文字列」を64桁のハッシュ値に変換します。任意の文字列を変えて何度も試します。※この内容がわからなくても問題ありません)


値を見つけた人以外の人は、その値が正しいかを確認します。特定の値を探すのは大変なのですが、それが正しいかを確認するのは簡単です。特定の値を発見した人が使った「直前のブロックのハッシュ値+今回のブロックに含まれる全取引データ+任意の文字列」を64桁のハッシュ値に変換すれば、その値になるか1回試行するだけで分かるためです。(※この内容がわからなくても問題ありません)


そのため不正しようとしてもすぐに検知されてしまいます。(=不正できない)


ビットコインのマイニングの報酬はビットコインです。1ビットコインもらえれば数百万の価値です。この報酬がほしいのでマイニングをする人が多くいます。


またもらえるビットコインの数は4年1回半分に減っていきます。半減期ともいいます。


1度マイニングしたときにもらえるビットコインが100枚だとしたら、4年後は50枚、さらに4年後は25枚です。市場に出回るビットコインが先細りです。しかし、出回るビットコインの数が減るため希少性が上がります(価格が上がる可能性が高い)。つまり、もらえるビットコインの枚数は減ってしまうが、価値が上がってけば結果としてプラスになる、ということです。


この章の最後にビットコインは上限が決まっています。2100万枚です。2141年にすべてのコインの発行が終わります。発行が終わった時どうなるのかは誰もわかりません。



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いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン。要約|仮想通貨は安全?まとめ

ビットコインがなぜ安全なのか説明します。

  • P2Pネットワークで分散処理されている
    • 取引情報は全部公開されていて誰でも見れる状態になっている
    • 過去履歴が全部時系列でチェーンになっているので、途中を改ざんすると前後関係が合わなくなる(=すぐ不正が見つかる)
    • ネットワークの全コンピュータに全取引履歴が保存されているため1つを改ざんしたら他のコンピュータと履歴が合わなくなる(=すぐ不正が見つかる)
  • データは暗号化されている
    • 暗号化のために「秘密鍵」というのを全員持っている。これが漏れない限りは安全(秘密鍵を使ってビットコインの送金や売買が行われる)
    • 秘密鍵は「本人が暗号化」したことを証明するために使う
  • マイニング
    • マイニングにより二重払いや不正のチェックがされる


上記で出てきた「秘密鍵」はとても大事なものです。絶対に他の人に教えてはいけません。他人の秘密鍵が変わればその人になりすまして誰かに送金することができます。


そして「秘密鍵」は本人を表すものなので、それが使ったのは本人と判定されます。扱いに注意してください。

いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン。要約|ブロックチェーンの進化と広がり?まとめ

ビットコインにも問題点があります。

  • 処理に時間がかかる。10分に1回のマイニングだが取引量が多いと次のブロック扱いになる
  • 価格の変動幅が大きい
  • 消費電力が大きい
  • 意思決定に時間がかかる(誰も管理していないので変更が容易ではない)



ビットコインのルールを変えるにはネットワークに参加している一定数以上の賛成が必要になります。そしてルールを変えることは「新しいコイン」を発行するような意味を持ちます。今までと違う方針になるためです。これをフォークと呼びます。食べ物を食べるに使うフォークです。先が枝分かれしている、今までと別のコインになった、という意味です。

  • ソフトフォーク:ある日を堺にコインの運用ルールが変わること
  • ハードフォーク:運用ルールを変えるために別のコインを発行すること



ビットコインもハードフォークがあり、ビットコインキャッシュが生まれました。背景はビットコインはブロックの容量が小さいため、それを大きくし大量の取引を行うためでした。しかし、当初はマイニングをする人の参加を少なく、取引に時間がかかったこともありビットコインキャッシュはそこまで支持を集めませんでした。


容量が問題視されたのは処理速度に関連しています。クレジットカードが秒間数万件処理するのに対して、ビットコインは秒間数件しか処理できません。普段の買い物で使うにはあまりに遅いのです。


そこでビットコインのブロックチェーンに書き込む取引量を減らそうと「ライトニングネットワーク」が考案されました。これは途中経過を無視して、最初と最後だけをビットコインのブロックチェーンに書き込むものです。「Aさん→Bさん→・・・Zさん」と100円分のビットコインを移動させた場合、最初のAさんと最後のZさんの分だけを書き込めばいい、という考えです。


ビットコインのブロックチェーン(台帳)の外で行われるのでオフチェーンともいわれます。これにより取引にかかる時間と取引量の問題をどちらも解決しようとしています。


仮想通貨の価格変動が大きい

仮想通貨の価格変動が大きい問題に対処したのがステーブルコインです。「1ドル=1コイン」の等価交換を実現したUSDコインがあります。コインと同額のドルを発行元が所持することで価格変動を抑えています。いつでもドルに交換できるので信用があります。


2015年にテザーというコインがこれを実現しました(通貨単位はUSDT)。


価格変動が少なく、早くて安く送金できるため人気があります。特徴としてビットコインは管理する組織が存在しませんが、テーブルコインは管理する組織が必ずあります。


リップル

アルトコインの一つリップルは、銀行間のやりとりを円滑にするために開発されたコインです。特徴としてビットコインの問題点を解決しています。※ビットコイン以外のコインはアルトコイン(代わりのコイン)と呼ばれている

  • 送金は数秒
  • 1秒あたり1500件以上処理できる
  • 消費電力はわずか(ビットコインの12万分の1)
  • 1件あたりのコストは0.004ドル


リップルの目的が銀行業務の手助けであることからマイニングはありません。すでに全コイン1000億XRPは発行済です。安定性も重要なので価格変動も小さいのです。


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いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン。要約|イーサリアム。まとめ

ビットコインの次ぐ時価総額のイーサリアム。特徴は「スマートコントラクト」。


ブロックチェーンのブロック内に契約を書き込むことができ「条件を満たした時に◯◯をする」を実現できます。これをスマートコントラクトといいます。さまざまな処理(プログラミング)ができるようになったので、誰でもブロックチェーンの上にアプリケーションを作成できるようになりました。iPhoneの中にアプリを入れるようなイメージです。


イーサリアム上のアプリケーションでやりとりするためにはトークンが必要です。トークンは独自のコインのようなものです。


さまざまなアプリケーションが作成されて、それを使うためにはトークンが必要。トークンを買うにはイーサリアムが必要という流れになっています。


DAO

イーサリアムのスマートコントラクトを利用して生まれたのがDAO


DAOはDecentralized Autonomous Organization(自律分散型投資ファンド)の略です。スマートコントラクトを利用して特定のグループ・集団を作ることができます。


DAOの組織の中で何かをするときは投票によって決められます。誰も管理者が存在しない組織を作れるのです。


Defi

取引所を介さずにプログラムによって貸し手と借り手をつなげるマッチングサービス「Defi(分散型金融)」があります。


コインを貸し出して金利を得る「レンディング」がユーザの人気を集めています。


DefiはDecentralized Financeの略です。分散型の金融。


仮想通貨を買ったまま持ち続ける(ガチホ)人が一定数います。ただ持っているだけでは勿体ないので貸し出すことを考えたのがレンディングです。


スマートコントラクトにより自動的に処理されるので、誰の手も介さず貸し借りが可能になったのです。


Defiのアプリケーションとしてはコンパウンドユ二スワップが有名です。どちらも管理者のいない取引所です。DEX(Decentralized EXchange 分散取引所)とも呼ばれます。


ICO、IEO、STO

ICO(Initial Coin Offering コインの新規公開)は新しいコインを市場で売り出すことで資金調達する手段です。


企業が上場して東証に株式公開するイメージに似ています。


株は企業が実績をだし条件を満たしたときに上場しますが、コインは実績はなく「これから◯◯をしていきます」と未来に向けてのアピールするためにICOできます。ですのでICOをしても、あまり資金を集められないコインもあります。


そのため株と同じルールでトークン(コイン)を発行しようとしたのがSTO(Security Token Offering)です。こちらは審査で合格しないとコインを公開できません。


STOはかなり条件が厳しいので、取引所がトークン発行までを支援するIEO(Initial Exchange Offering)が生まれました。取引所が一定のルールで発行できるように支援しています。


ICOだとルールがさなすぎる、STOだとルールが厳しすぎるので、丁度よく間をとったのがIEOです。


NFT

NTF(Non-Fungible Token)です。イーサリアム上で唯一無二の1点ものを生み出せるトークンです。非代替トークンともよばれ、代わりがないことを意味します。


2017年にクリプトパンクスというドット絵がはじまりと言われています。限定1万点で発行され、今では1点数千万円という価値がついています。


デジタルデータの画像や音楽などを世界に1つだけのものとして売買できます。販売所としてはOpenSeaが有名です。

参考:最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン


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  • この記事を書いた人

おやすみドリー

本の要約をする人 | 年間100冊は本を読む | Audible(オーディオブック)、kindle(電子書籍)など読書方法を紹介 | 良い本をたくさんの人に届けたい | ビジネス書・マーケティング・自己啓発・小説を幅広くインプット | ビジネス関連・忘れない読書方法・文章の書き方なども発信中

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