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【書き方7選】20歳の自分に受けさせたい文章講義(古賀史健)要約・書籍まとめ・レビュー・書評

同僚から文章が読みにくいと言われました。
読みやすい文章の書き方が知りたいです。
読みやすい文を書くためのコツがあるので、お伝えしますね!




次のような経験はありませんか?

  • 文章を書こうとすると固まってしまう
  • 気持ちを言葉にできない
  • レポート、感想文、プレゼン資料作成が苦手
  • 文章が幼稚に見えてしまう
  • 文章が読みにくいと言われる
  • 誤字が多い

私たちは、学校で文章の書き方は教わってきたのでしょうか? 私は教わった覚えがありません。


そのため、レポートを書くときに、頭の中にあるイメージを言葉にできず、詰まることがありました。 文章を読めても、書き方が分からなかったのです

  • どうすれば文章が書けるようになるのか
  • どうすれば読みやすい文章になるのか
  • 全体の構成はどうすれば良いのか

この疑問にお答えします。このブログを読めば、基礎的な文章の書き方(考え方)が身につきます。

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こちらの本を参考にしています。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 〜書けない理由〜【要約まとめ】

まず、こちらの悩みを解決します。

  • 文章を書こうとすると固まってしまう
  • 気持ちを言葉にできない
  • レポート、感想文、プレゼン資料作成が苦手

私は、実験をした際のレポートに「実験をした背景、内容、結果、考察」を書きます。

この時点で、文章にする対象を明確に分かっていました。しかし、私はレポートを書けませんでした。書くことが分かっているのに書けないのは、なぜでしょうか?

それは、自分の言葉に翻訳できてないからでした。頭の中にある「ぐるぐる」としたイメージや考えを整理できていなかったのです。

この「ぐるぐる」を整理していないため、書けないのは当然でした。では、頭の中にある「ぐるぐる」を自分の言葉に翻訳するには、どうすれば良いのでしょうか?

内容を整理する

例えば、夏目漱石の「坊っちゃん」を読んで次のことを考えます。

  • どんなストーリーだったのか
  • どんな登場人物がいたのか
  • なぜ主人公はあの時、あの行動をしたのか
  • 物語のどこが面白かったのか、それはなぜか

言葉にする途中で気づいたこと、疑問があれば、それも書き出します。内容を整理するため、まず書き出すことに注力してください。

全部を書き出したら、それを整理してみます。整理の方法は分類分けや、時系列、関連図などを使うと効果的です。(可視化や論理的な書き方は後述します)

この整理はとても時間がかかり大変です。しかし、一度行うと理解度が格段に上がり隅々まで説明できるようになります!

翻訳の練習

翻訳力を鍛える簡単な練習方法を、2つ紹介します。

「聞いた話、読んだ本の内容を誰かに話す」

話すというアウトプットにより、内容が整理されます。また、話している最中に理解が深まり「そういうことか!」と新たな発見もあります。

「地図や絵を言葉にする」

例えば「駅からコンビニまでの道案内」を言葉にしてみます。土地勘が無い人に分かるように伝えるのは意外と難しいものです。

内容を可視化する

このブログを書くために「ぐるぐる」したイメージを可視化をしてみました。さらに詳細を詰める必要がありますが、可視化することで内容の整理が進みます。

まとめ

文章を書けない理由は、頭の中にある「ぐるぐる」を整理できていない事が原因でした。すべてを書き出し、整理することで、自分の言葉に翻訳する準備ができます。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 〜読みやすい文章のコツ〜【要約】

 

次に、こちらの悩みを解決します。

  • 文章が幼稚に見えてしまう
  • 文章が読みにくいと言われる
  • 誤字が多い

SNSなど個人が自由に言葉を発信できる時代です。いろんな人の文章を毎日のように目にする中で「読みやすい文章」、「読みにくい文章」があることに気づきました

 

読みにくい文章とは、読んだのに理解できない文章。または、読んだ時に違和感を感じる文章です。

 

これらの文章は、伝えたい事があっても、違和感が先行してしまい内容が頭に入ってきません。

 

「読みやすい文章」、「読みにくい文章」は何が違うのでしょうか?

 

読みやすい文章を見ると、書き方に特徴があることが分かりました。7つ紹介します。

 

不要な接続詞を削る

時々、接続詞(例:だから、そして、けれど、また)を多用している文章を見かけます。

 

接続詞は多用すると文が長くなり、読みにくいです。不要な接続詞を削ってみましょう!

 

(接続詞が多い)
今日は体調が良い。なぜなら、睡眠時間の理想とされる7時間眠れたからだ。しかし、毎日、体調が良いわけではない。なぜなら、眠れない日があるからだ。

 

(不要な接続詞を削る)
今日は体調が良い。睡眠時間の理想とされる7時間眠れたからだ。しかし、眠れない日もあり、毎日、体調が良いわけではない。

書いた文章を見返して不要な接続詞は削りましょう!

 

接続詞 "が" に注意する

接続詞で注意すべきは "が" です。

 

逆説、単なる接続どちらの意味でも使えてしまうため、読者を混乱させる可能性があります。

 

「逆説の"が"」

雨です、遠足を決行します。

 

「単なる接続の"が"」

遠足がありました、皆さん楽しめたでしょうか。

読者の負担にならないようなるべく "が" を使わない、または、逆説のみで "が" を使いましょう。

 

適切に句読点を入れる

句読点は、読者に文の切れ目を教える役割です。文の切れ目がないと、どこまでが一文なのか分からなくなってしまいます。

 

では、文章のどの位置に句読点を入れれば良いのでしょうか?

 

句読点は、音読して文が切れる位置に入れます。

 

また、句読点の位置で意味が変わってしまう場合もあるため気をつけましょう。

 

(A) 彼が、疲れた表情で電車を待つ彼女に声をかけた

(B) 彼が疲れた表情で、電車を待つ彼女に声をかけた

(A)では、疲れた表情をしていたのは彼女ですが、(B)では彼です。

 

改行する

改行をせずページにびっしり文字が詰まっていたら、読者はどう感じるでしょうか?

 

「読みにくい。。」と感じるかもしれません。これは文字による圧迫感があるためです。

 

文章は余白を大事にして、最大でも5行で改行することをオススメします。

 

(改行なし)
改行の重要性を考えます。近年、スマホの利用者が増え、小さい画面で文章を読むことが多くなりました。スマホを意識したブログやニュース記事では、画面のスクロールに合わせて、適度な改行が入っています。もし改行がなく、画面いっぱいに文字が埋め尽くされていたら、どう感じるでしょうか?私は、圧迫感があり読むのをやめてしまうかもしれません。一方、適切に改行されていると、圧迫感がなく文章のまとまりが分かり、スラスラと読めます。改行や句読点を意識して文章の見た目に拘ることは、読みやすさに繋がります。

 

(改行あり)
改行の重要性を考えます。

 

近年、スマートフォンの利用者が増え、小さい画面で文章を読むことが多くなりました。スマホを意識したブログやニュース記事では、画面のスクロールに合わせて、適度な改行が入っています。

 

もし改行がなく、画面いっぱいに文字が埋め尽くされていたら、どう感じるでしょうか?

 

私は、圧迫感があり読むのをやめてしまうかもしれません。一方、適切に改行されていると、圧迫感がなく文章のまとまりが分かり、スラスラと読めます。

 

改行や句読点を意識して文章の見た目に拘ることは、読みやすさに繋がります。

一文を80文字以内にする

句読点や接続詞を駆使することで、一文を長くできます。しかし、長過ぎる文は圧迫感があります。

 

一文は80文字以内を心がけましょう。

 

(悪い例)
近年、スマートフォンの利用者が増え、小さい画面で文章を読むことが多くなり、記事によっては、画面いっぱいに文字が埋め尽くされ、圧迫感があり、それを見た読者はうんざりし、読むのをやめてしまうことがあります。

漢字、ひらがな、カタカナのバランスを整える

パソコンやスマートフォンを使うと、難しい漢字も間違えることなく書けます。だからと言って、難しい漢字を多用するのは避けましょう。

 

理由は漢字は画数が多く、多用すると文章に圧迫感がでるためです。

 

他にも「ひらがな」だけの文章も圧迫感があります。漢字・ひらがな・カタカナのバランス(見た目)を考えましょう。

 

(ひらがな)
それは、あるひのことでした。となりのじゅうにんのもとおとがうるさく・・

 

(漢字多用)
其れは、或る日の事でした。隣の住人の物音が五月蝿く・・

言葉の重複を避ける

語尾と接続詞を気をつけてみましょう。

 

「〜です」のあとに「〜です」を続けると小学生のような文章になりやすいです。

 

同じ語尾は続けずに「〜です」の次は「〜ます」「〜した」のように変化させます。他にも「〜である」の次は「〜だ」に変えてみましょう。

 

(A) 6月は紫陽花の季節です。近くの公園に咲いていて、キレイです。癒やされるので紫陽花を見に行くのはオススメです

 

(B) 6月は紫陽花の季節。近くの公園に咲いていて、キレイでした。癒やされるので紫陽花を見に行くのをオススメします。

接続詞も連続しないように気をつけます。

(悪い例)
6月は紫陽花の季節です。そして、梅雨の季節でもあります。そして、ジューンブライドとも・・・

「とても」「非常に」も連続しやすいです。

(悪い例)
6月は紫陽花の季節です。紫陽花は、とてもキレイです。とても多くの人に愛されています。

「〜という」の連続にも気をつけます。

(悪い例)
6月は、紫陽花という花が咲きます。隅田公園という場所には・・・

音読する

音読は、文章の誤字や違和感を見つけるのに、もっとも簡単な方法です。

 

本当に効果的なので、試してください!

 

まとめ

読みやすい文章を書くための7つのコツを紹介しました。どれもすぐに実践できるものです。

 

一度書いた文章は、音読し違和感があれば、修正してみましょう。

 

少し気をつけるだけで、あなたの文章はグンと読みやすくなります!

 

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20歳の自分に受けさせたい文章講義〜読みやすい文章の論理展開(ストーリーを考える)〜【要約まとめ】

論理展開。つまり、文章の構成です。

同じ内容の文章であっても、構成により面白くも、つまらなくもなります。

 

起承転結

起承転結(きしょうてんけつ)とは、話をわかりやすく伝えるための文章構成です。

 

「起」「承」「転」「結」という4つの分類に話を分けます。

 

起:背景や事前情報

承:本題の導入

転:できごと、新しい展開

結:結論

4つの分類は4当分ではありません。「起:25%、承:25%、転:25%、結:25%」にする必要はなく、伝えたいところを厚めに書きましょう!分からない方は、「起:10%、承:40%、転:40%、結:10%」を目安にしてみてください。

 

起承転結は、4コマ漫画で使われるため、日本人に馴染み深いです。特にストーリーのある文章で好まれます。

 

「浦島太郎」

起:亀を助ける

承:竜宮城へ行き、楽しい時間を過ごす

転:玉手箱をもらって帰ると、何十年も年月が経っていた

結:玉手箱を開けて、おじいさんになる

序論・本論・結論

小論文など、「転」を必要としない文章では、序論・本論・結論が好まれます。

 

序論・本論・結論をイメージするために、テレビドラマを思い浮かべてみましょう!

 

序論:主人公を含め、背景や周りの状況・環境を客観的に伝えます。

本論:主人公に焦点があたり、主観的に物事が進みます。

結論:結果どうなったのかを客観的に説明します。

序論(客観) → 本論(主観) → 結論(客観) の流れになります。

 

導入で読者の心をつかむ

導入がつまらないと、途中で読むのをやめるかもしれません。最後まで読んでもらうために、導入で使える「インパクト優先型」「寸止め型」「Q&A型」の3パターンを紹介します。

 

インパクト優先型

 

あえて最初に結論を持ってくることで、読者が興味を惹く手法です。

5Gによって世界が変わる。
移動通信システムの進化により、アメリカ、中国をはじめ世界中で5Gの導入が進んでいる。その理由は、・・・

 

寸止め型

 

ホラー映画の予告映像でも使われる手法です。核心部分は言わずに寸止めすることで、相手に想像させます。

5Gが普及すると何が起きるのか、私たちの生活がどう変わるのか。・・・

Q&A型

導入部分で問いと答えを、読者に先に伝える手法です。

なぜ5Gが騒がれているか知っているだろうか?
5Gにより今よりも通信速度が格段に速くなる。それにより、IoTが普及し、すべての家電がインターネットに繋がり生活を豊かにするのです。・・・

論理的な文章

論理的な文章とは、どのようなものでしょうか?

 

それは、主張する内容が理由によって裏付けされいる文章です。

 

論理的な文章では、次の三層構造を意識してください。

 

  • 主張:その文章を通じて伝えたい主張
  • 理由:主張を訴える理由
  • 事実:理由を補強する客観的事実

文章には必ず主張があります。主張(伝えたいこと)がある上で、その理由や事実を書き説得力をもたせます。

 

  • 主張:財布はもう要らない。
  • 理由:電子マネーの普及により、スマホさえあれば、ほとんどの店で支払いができる。そのため、財布を持つ必要がない。
  • 事実:電子マネーは2020年に全体のXX%使われており、2019年に比べ%伸びている。そして、今後も伸び続けると予想される。

細部に拘る

文章は自分ごととして捉えたときに、面白いと感じます。大事なことは読者に想像させることです。

 

細部を書くことにより、リアリティが増し、読者が自分ごととして受け取る可能性が上がります。

 

(A)  延々と続く渋滞だった。

(B) 50キロにわたる渋滞だった。ほとんど動かないまま米津玄師のアルバムを聞き終えた。

(A)は、どのくらいの渋滞だったのか、車内がどうだったのか様子が見えません。(B)では、自分の身近なところで考え「東京から神奈川(海老名、厚木)ぐらいかな。車内でアルバムが終わるから1時間は動かなかったのかな」とイメージできます。

 

20歳の自分に受けさせたい文章講義〜読者を想像した文章は読みやすい【要約まとめ】〜

メールや小説、レポートどんな文章も読者がいます。誰にも見せる予定のない日記の場合は自分が読者です。

 

読者を想像するには、その人の気持ちになることです。

 

難しく考える必要はなく、「過去の自分」か「特定の"あの人"」どちらかで考えてみます。

 

「過去の自分」

今は持っている知識や技術を、過去の自分は持っていません。世の中には過去の自分と同じ境遇の人がたくさんいます。

例えば、1年かけて10キロ痩せたのであれば、過去の自分に向けて「どうやって痩せたのか?」を教えられます。

過去の自分はどう思っていたのか、何が知りたかったのか、自分なら分かるはずです。

それが結果的に同じ悩みを持つ読者の気持ちに寄り添います。

「特定の"あの人"」

仮に読者が100人いたら、100人とも違う考え方です。

全員に向けて書くのであれば、全員の性別、年齢、世帯、職業、年収、趣味、出身地を把握し、全部の問いに答える必要があります。

これは現実的ではありません。それよりターゲットを絞り、特定の"あの人"に向けて書く方が相手を想像できます。

ブログを書く際も、ペルソナという架空の人物を設定する作業があります。

ペルソナ例
男 / 27歳 / 会社員(都内のIT企業に在職、残業が多く平日はいつも22時に帰宅)/ 年収400万 / 青森出身 / 趣味はネットフリックスで映画鑑賞

ペルソナにより読者の顔が見えてきました。

全員を満足させようと、すればするほど誰にも刺さらない文章になります。

特定の"あの人"に向けて書くことで説得力が増すのです。

大切なのは「過去の自分」か「特定の"あの人"」に向けて書くことです。気をつけてほしいのは、その人だけが分かる文章を書くことではありません。

 

序論(客観) → 本論(主観) → 結論(客観)の流れがあるように、客観的に誰でも分かる言葉で序論を書いたあとに、本論に入ります。これを怠ると雑な読まれない文章となってしまいます。

 

20歳の自分に受けさせたい文章講義〜文章を推敲して読みやすくする【要約まとめ】〜

推敲(すいこう)とは、文章をよくしようと何度も考え、作り直すことです。

 

一度書き終えた文章は未完成であり、テレビで言えば収録が終わった状態です。収録後のテープを編集(テロップを入れたり、要らない部分を削ったり、繋げたり)して、ようやく完成します。

 

文章もテレビと同じように、編集を行います。いくつかコツを紹介します。

 

  • 長い文章があれば、分割できるか考える
  • 音読して違和感がないことを確かめる
  • 論理的に書けているか確かめる(その文章を図で表せればOK)
  • 細部を書けているか確かめる(その文章から映像が思い浮かべばOK)

20歳の自分に受けさせたい文章講義〜読みやすい文章のまとめ〜

読みやすい文章をまとめると次の5つです。

  • 自分の言葉として翻訳できている(内容を整理できている)
  • 音読をして違和感がない
  • 全体の構成が考えられていて、論理的に書かれている
  • 特定の誰かに向けて書かれている
  • 推敲する

読みやすい文章の書き方は、以上になります。お役に立てたら嬉しいです。

 

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  • この記事を書いた人

おやすみドリー

本の要約をする人 | 年間100冊は本を読む | Audible(オーディオブック)、kindle(電子書籍)など読書方法を紹介 | 良い本をたくさんの人に届けたい | ビジネス書・マーケティング・自己啓発・小説を幅広くインプット | ビジネス関連・忘れない読書方法・文章の書き方なども発信中

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